長町武家屋敷跡 観光ガイド|5つの橋を目印に迷わず巡る、金沢サムライストリートの見どころ

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長町武家屋敷跡 観光ガイド|5つの橋を目印に迷わず巡る、金沢サムライストリートの見どころ

加賀百万石の城下町を歩く。長町武家屋敷跡の巡り方

長町武家屋敷跡の土塀に囲まれた石畳の路地

金沢には、加賀藩の武士たちが暮らした町並みが今もそのまま残る一角があります。それが長町武家屋敷跡です。

土塀の続く石畳の路地に、用水のせせらぎ。江戸時代の城下町の空気をそのまま伝えるこのエリアには、歴史ある屋敷や庭園が点在し、散策そのものが見どころになっています。

ただ、一帯はそれなりに広く、裏路地も入り組んでいるため、何も知らずに歩くと迷いがちです。この記事では、長町武家屋敷跡を迷わず効率よく巡る歩き方を、各所の見どころとあわせて紹介していきます。

「長町武家屋敷跡はどこにある?どうやって行く?」

「長町武家屋敷跡には何がある?」

「長町武家屋敷跡は、どういうルートで観光すべき?」

これらの問いの答えを得られる内容となっています。

長町武家屋敷跡

長町武家屋敷跡の土塀と木戸が並ぶ一角

長町武家屋敷跡は、石川県金沢市にある、加賀藩の武士たちが暮らした屋敷町の面影を今に伝えるエリアです。戦火を免れた金沢では、土塀の続く石畳の路地や大野庄用水の流れが守り継がれ、江戸時代の城下町の風情をそのまま味わえます。

香林坊の隣、金沢観光の中心にありアクセス良好

長町武家屋敷跡一帯は、金沢市一番の繁華街である香林坊や片町に隣接しています。金沢城や兼六園とも近く、徒歩でアクセスできるところにあります。

金沢駅や金沢城や兼六園と長町武家屋敷跡の位置関係を示す地図

香林坊の現代的で洗練された街の雰囲気や、多くの飲食店街で賑わう片町。そこから一歩奥に入れば、歴史ある武家屋敷が静かに広がります。

長町武家屋敷跡の歩き方

長町武家屋敷跡とは、武家屋敷のある風景、さながら、江戸時代の城下町の風景を現代に伝えるエリア一帯のことを指します。そこには風情ある町並みをはじめとして、博物館や飲食店、土産店などが点在しており、裏路地も多いことから、散策の順路を事前に知ってから訪問すると迷わずに、かつ効率良く巡れます。

500mのメインストリート「サムライストリート」

用水沿いに土塀と橋が続く長町武家屋敷通り

長町武家屋敷跡にはメインストリートがあります。「長町武家屋敷通り」や「サムライストリート」と呼称されることが多いこの通りは、香林坊の西側にあり、約500m の通りです。

ここをメインストリートとして歩きつつ、路地に逸れて町並みを楽しんだり、博物館や土産店、飲食店に訪問するスタイルが王道です。

迷わないコツ: 橋を起点に散策

大野庄用水に沿って続く長町武家屋敷跡の土塀と石垣

メインストリートは約500mと長く、裏路地も入り組んでいますので、何の目印も無く歩き回ると迷ってしまいます。

そこで、散策時に目印にしてほしいのが、です。

長町武家屋敷跡には大野庄用水という用水路が流れており、メインストリートに沿って流れています。

土塀の脇を流れる大野庄用水と小さな橋

そこに掛かる5つの橋

「一の橋」「二の橋」「三の橋」「四の橋」「五の橋」

を目印に散策すると、迷わずに観光できます。

一の橋から五の橋まで北上する長町武家屋敷跡の散策ルート図

観光ルートとしては、南から北にかけて、一の橋から五の橋にかけて、この橋を巡るように北上していくのが長町武家屋敷跡を効率良く観て回れるルートです。

香林坊、または片町から徒歩でアクセスするか、タクシーの場合は「長町武家屋敷跡の、一の橋まで」と伝えれば連れて行ってくれます。

各橋周辺の観光スポット

長町武家屋敷跡にはどんな観光スポットがあるのでしょうか。楽しみ方は散策に限定されません。ここには博物館も多く、実際に武家屋敷に入ることができます。これらはメインストリート沿いにあり、エリア一帯の分布は以下の通りです。

長町武家屋敷跡の主要な博物館と観光スポットの分布図

このように、メインストリートを歩くことで、主要な博物館や観光スポットへ網羅的にアクセスすることが可能です。

一の橋: 散策のスタート地点

一の橋周辺にある金沢市老舗記念館と前田土佐守家資料館の地図 一の橋周辺の通りと金沢市老舗記念館付近の街並み

長町武家屋敷跡散策のスタート地点となる一の橋周辺には、金沢市老舗記念館、そして、前田土佐守家資料館という2つの博物館があります。

金沢市老舗記念館

金沢市老舗記念館の門と案内板

金沢市老舗記念館は、江戸時代から続いた薬種商の建物を移築し、加賀の婚礼文化や老舗の暮らしの品々を展示する文化施設です。

金沢市老舗記念館について詳しく見る

前田土佐守家資料館

前田土佐守家資料館の瓦屋根の門と入口

前田土佐守家資料館は、前田利家の二男・利政に始まる加賀八家筆頭「前田土佐守家」に伝わる約9,000点の家伝資料を展示する金沢市立の博物館です。

前田土佐守家資料館について詳しく見る

二の橋付近: 風情溢れる武家屋敷の町並み

二の橋付近に広がる武家屋敷の路地エリアの地図

二の橋付近には、風情溢れる武家屋敷の町並みを楽しむことができます。ガイドブックなどで良く見かける武家屋敷の路地風景はこのあたりの通りであることが多いです。

また、路地には土産店や飲食店も営業しており、多くの観光客で賑わいます。

長町武家屋敷跡の路地にある飲食店の門と暖簾 土塀の門構えを持つ長町武家屋敷跡の土産店入口

三の橋付近: 最も賑やかな中間地点

三の橋付近の休憩館と野村家と千田家庭園の地図

三の橋付近は、長町武家屋敷跡のちょうど中間地点にあたり、ここが最も賑わいます。武家屋敷、日本庭園など博物館もありながら、無料の休憩所や飲食店、土産店も営業しています。

武家屋敷跡 野村家

武家屋敷跡 野村家の門と入館する観光客

野村家は、加賀藩士・野村家の屋敷跡で、縁側から眺める名庭や上段の間、茶室など、武家の住まいを間近に見学できます。

野村家について詳しく見る

千田家庭園

千田家庭園と資料館の案内がある木造門

千田家庭園は、旧加賀藩士・千田登文が兼六園を模して作った池泉回遊式庭園で、2025年に一般公開された長町の新名所です。

千田家庭園について詳しく見る

長町武家屋敷休憩館

長町武家屋敷休憩館の門と案内板

長町武家屋敷休憩館は、休憩・トイレ・観光案内を無料で利用でき、ボランティアガイドも頼める長町散策の拠点となる施設です。

休憩館について詳しく見る

四の橋付近: 日常の生活と同居した静かなエリア

四の橋付近にある旧加賀藩士高田家跡の地図

四の橋付近までくると、大分賑わいも落ち着いてきます。ここには、旧加賀藩士である高田家跡があります。

四の橋付近の土塀と用水沿いの落ち着いた通り

旧加賀藩士高田家跡

旧加賀藩士高田家跡の木造門と庭

高田家は、禄高550石の加賀藩士・高田家の屋敷跡で、武士に許された長屋門や池泉回遊式庭園を無料で見学できます。

高田家跡について詳しく見る

五の橋: 散策のゴール地点

五の橋付近にある金沢市足軽資料館の地図 五の橋付近の用水路と土塀沿いの通り

五の橋までくると、長町武家屋敷跡のゴール地点です。このあたりの通りは、大野庄用水の流れも間近に観られて、用水路のせせらぎと周囲の景観がとてもよい雰囲気です。ここには1つ、無料で入れる資料館があります。

金沢市足軽資料館

金沢市足軽資料館の標柱と土塀に囲まれた外観

金沢市足軽資料館は、実際に人が住んでいた足軽屋敷2棟を移築復元し、加賀藩の足軽とその家族の暮らしを無料で伝える資料館です。

金沢市足軽資料館について詳しく見る

金沢市足軽資料館|加賀藩の足軽が暮らした実際の家を無料で見学できる!貴重な当時の暮らしに触れる長町武家屋敷跡の文化施設
金沢市足軽資料館|加賀藩の足軽が暮らした実際の家を無料で見学できる!貴重な当時の暮らしに触れる長町武家屋敷跡の文化施設
金沢市足軽資料館は、石川県金沢市の長町武家屋敷跡にある資料館です。藩政期から平成まで実際に人が住んでいた足軽屋敷「清水家」「高西家」の2棟を移築復元し、加賀藩の足軽とその家族が送った日々の暮らしを、当時の住まいや道具とともに伝えています。

一の橋から五の橋へ。歩いて巡る、加賀藩士の町並み

土塀と石垣の横を流れる長町武家屋敷跡の大野庄用水

長町武家屋敷跡は、加賀藩の武士たちが暮らした町並みを、まるごと歩いて楽しめるエリアです。

土塀の路地を歩き、用水のせせらぎを聞き、武家屋敷や庭園に足を運べば、加賀百万石の城下町に暮らした人々の日々を身近に感じられます。武士から足軽まで、さまざまな身分の住まいを見比べられるのもこのエリアならではの魅力です。

一の橋から五の橋へ。橋を目印に北上すれば、主要な見どころを迷うことなく巡れます。香林坊や兼六園からも徒歩圏内なので、金沢観光の行程に組み込みやすいのもおすすめポイントです。

金沢の街中で、加賀百万石の時代に触れられる場所。長町武家屋敷跡へぜひ足を運んでみてください。

青空の下に続く長町武家屋敷跡の土塀と石畳の路地
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