金沢ご当地グルメ!金沢カレーの代表格「チャンピオンカレー」これぞ王道!近江町市場地下にある老舗名店へ

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金沢ご当地グルメ!金沢カレーの代表格「チャンピオンカレー」これぞ王道!近江町市場地下にある老舗名店へ

60年以上続く、金沢カレーの代表格を味わう

青空の下に建つ近江町いちば館の外観

石川県金沢市。北陸新幹線の延伸で観光客がさらに増えた、北陸を代表する観光都市です。

兼六園や金沢城、ひがし茶屋街といった景勝地と並び、この街にはもう一つ全国に名の知れた看板があります。それが、ご当地グルメ「金沢カレー」です。

ステンレスの舟皿に盛られた濃厚なルー、上に載るカツとソース、添えられた千切りキャベツ。1960年代に金沢で生まれ、今では全国にファンを持つこのスタイルを掲げる店の中に、「チャンピオンカレー」があります。

今回は、その「カレーのチャンピオン 近江町店」に足を運び、看板メニューを味わってきました。

カレーのチャンピオン 近江町店

近江町いちば館地下にあるカレーのチャンピオン近江町店の正面

カレーのチャンピオン 近江町店は、石川県金沢市の近江町市場・近江町いちば館 地下1階にある金沢カレーの店です。県内外に店舗を構えるチャンピオンカレーグループの一店で、観光客が行き交う市場の足元に出店し、Lカツカレーをはじめとする定番メニューを地元の味として今に伝えています。

カレーのチャンピオン 近江町店 基本情報
項目内容
営業時間11:00 〜 16:00(ラストオーダー 15:30)
定休日無休
電話番号076-255-2353
所在地〒920-0907 石川県金沢市青草町88番地 近江町いちば館 地下1階
公式サイトhttps://chancurry.com/

金沢カレーとチャンピオンカレー

金沢カレーとは、ステンレスの舟形皿に盛られた濃厚なドロッとしたルー、上に載せたカツにかかるソース、そして添えられた千切りキャベツが特徴のご当地カレーです。フォークか先割れスプーンですくって食べるのも、このスタイルの一部とされています。

金沢カレーを代表する店は数軒あり、その中の一つに数えられるのがチャンピオンカレーです。1961年(昭和36年)に金沢で創業された洋食店が、人気だったカレーと豚カツ定食を一皿に重ねて出したことから始まったといわれています。皿の上のカツとキャベツの組み合わせは、洋食店だった頃の名残ともいえます。

店頭ガラス窓のロゴには「Est. 1961」の文字が添えられ、長く続いてきた店であることをそっと伝えています。

チャンピオンカレーのロゴと創業年が描かれた店頭ガラス

赤いのれんが目印の店構え

近江町いちば館の地下フロアに降りると、休憩スペースと飲食店が点在する一角に出ます。その奥で目を引くのが、「金沢のカレー」と染め抜かれた赤いのれんと、「Champion’s CURRY」のロゴをあしらったガラス窓の店構え。

赤いのれんとロゴ入りガラスが続くチャンピオンカレー近江町店の店構え

入口横には「元祖金沢カレーの店」と書かれた発光看板。隣には「せっかく金沢来たし、チャンピオンカレー食べに来てんてー」という、金沢の方言を活かしたコピーが添えられ、観光客を出迎えます。

元祖金沢カレーの店と金沢弁の案内が並ぶ店頭看板

まずは券売機で食券を購入

入店したら、まずは入口横の券売機で食券を購入します。サイズ別、トッピング別にボタンが並び、テイクアウト用のボタンも用意されています。

サイズ別のカツカレーやトッピングが並ぶ店内の券売機

券売機のすぐ近くには料理サンプルが並ぶショーケースもあるため、メニュー名だけでは決めきれない人も実物のイメージを見ながら選べます。

券売機横のショーケースに並ぶチャンピオンカレーとLカツカレーの食品サンプル

暖色の灯りに包まれる、地下の店内

店内はカウンター席とテーブル席の二本立て。カウンター席はカトラリーや給水機が手元にまとめられ、一人客でもさっと食べてさっと出られる構造になっています。

調味料と給水用品が置かれたチャンピオンカレー近江町店のカウンター席

奥に進むと、4人がけのテーブル席が並ぶエリア。「CHAMPION CURRY」のロゴが入ったタイル装飾と暖色の照明で、地下フロアにありながら明るく、家族連れでも入りやすい雰囲気を感じます。

ロゴ入りタイル装飾と暖色照明が印象的なテーブル席エリア

サイズで選ぶ、豊富なメニュー

ショーケースに飾られたLカツカレーのサイズ違いの食品サンプル

メニューの中心はカツカレーですが、トッピングの種類とサイズの選択肢が豊富です。

サイズを ミニ/レギュラー/ミドル/ジャンボ の4段階で選べるのもうれしいポイント。

チャンピオンカレー 主なメニュー
メニューミニレギュラーミドルジャンボ
Lカツカレー¥1,050¥1,100¥1,200¥1,300
チーズミルフィーユカツカレー¥1,140¥1,190¥1,290¥1,390
チキンカツカレー¥930¥980¥1,080¥1,180
ミックスカレー¥1,140¥1,190¥1,290¥1,390
チャンピオンカレー(ノートッピング)¥770¥820¥920¥1,020
素揚げ野菜カレー¥930¥980¥1,080¥1,180
プレミアムLカツカレー(期間限定)-¥1,480--
春牡蠣フライカレー(期間限定)-¥1,480--

サクサクのカツと濃厚ルー、Lカツカレーを実食

店の看板であり、金沢カレーの王道を体験できるLカツカレー。今回はレギュラーサイズ(1,100円)を注文しました。

ステンレス皿に盛られたLカツカレーと千切りキャベツ

ステンレスの舟皿に、たっぷりのカレールー。その上に千切りキャベツと厚切りのカツが横一列に切り分けられて並びます。まさに金沢カレーお手本の盛り付けです。

ルーはまろやかなコクを感じますが、後からしっかりとした辛さが追いかけてきます。スパイス感を前面に押し出した昨今のカレーとは一線を画す、どこか家庭的な味わい。これぞ伝統の金沢カレーと言わんばかりにどっしりと構えた、成熟された味です。

濃厚なカレールーにのったソース付きLカツのアップ

カツも揚げたて。口に運べば、衣のサクサク感に続いて、しっかり厚みのあるポークの甘みが広がります。

フォークで持ち上げた厚切りカツの断面とカレールー

そしてキャベツ。シャキシャキとした食感に、ほのかな甘み。最初はそのままつまみつつ、途中からはカレールーと絡めて食べると、キャベツの甘さがルーと混ざり合って、また違う表情を見せてくれます。

カレールーを絡めたライスと千切りキャベツをフォークですくう様子

後半に向かうにつれ、皿の上ではルーとライス、しなり始めたキャベツが少しずつ混ざり合います。このまま大きくフォークですくって、まとめて口に運ぶ瞬間が、金沢カレーの真骨頂。濃厚なルーと甘みのあるキャベツ、ほぐれたカツが一緒になり、最後のひと口まで満足感が続きました。

海鮮の街で、もうひとつの金沢の味を

ルーと千切りキャベツを添えたLカツカレーの接写

サクサクの厚切りカツに、後を引く濃厚なルー。最後に千切りキャベツが混ざり合うひと口まで、流行に左右されない、根の張った味わいでした。

金沢を訪れた際、まず思い浮かぶのは市場の海鮮かもしれません。けれど、海の幸だけで「金沢の食を味わった」と片付けてしまうのは惜しい街です。地元で長く続く金沢カレーも、この街の食を語るうえで欠かせない一品。

金沢のご当地グルメ。金沢カレーをぜひ味わってみてください。

券売機と食品サンプルが並ぶチャンピオンカレー近江町店の入口
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