サンメッセ日南を歩く|おすすめの散策ルートで、モアイ像もフォトスポットも余すことなく楽しむ現地レポート

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サンメッセ日南を歩く|おすすめの散策ルートで、モアイ像もフォトスポットも余すことなく楽しむ現地レポート

宮崎で人気の観光スポット「サンメッセ日南」を現地レポート

宮崎の日南海岸にあるサンメッセ日南は、広大な丘にモニュメントが点在し、海を望む気持ち良い景観が続くスポットです。園内の各地に見学施設やアート、フォトスポットなどがあり、開放感のある自然の中で散策を楽しむことができます。

本記事では、実際に現地を訪れた際の様子をお伝えします。

なお、サンメッセ日南の見どころやアクセス方法などについては、以下で紹介しています。

サンメッセ日南の見どころについて詳しく見る

効率良く巡るおすすめの散策ルート

まずは、サンメッセ日南の全体像を確認しておきましょう。

園内は広く、高低差もあるため、階段や上り坂が多いです。そのため、あちこち行ったり来たりしなくて良いように、効率良く巡るおすすめの散策ルートを紹介します。

サンメッセ日南散策ルートマップ

今回の記事でも、このルートに沿って実際の様子をご案内します。

  1. 駐車場
  2. ウェルカムプラザ
  3. リクガメコーナー
  4. モアイ広場
  5. ブランコ
  6. 恋人の丘
  7. ヴォワイアン像
  8. センタープラザ
  9. 地球感謝の鐘
  10. サンデッキ
  11. 蝶の地上絵
  12. 駐車場へ戻る

ウェルカムプラザからスタート

サンメッセ日南の駐車場とウェルカムプラザの位置を示す園内マップ 多くの車が並ぶサンメッセ日南の駐車場全景

駐車場から階段を下るとウェルカムプラザがあり、ここが散策の起点です。

サンメッセ日南のウェルカムプラザ位置を示す園内マップ

ウェルカムプラザでは軽食をとったり、売店を見たり、ラウンドカー(電動カート)の手続きもできます。ここでひと息ついてから散策を始める来園者も多いです。(授乳室やトイレもあります)

ヤシの木と案内看板が立つウェルカムプラザ周辺の入口風景 ウェルカムプラザ前の屋根付きスペースとベンチ周りの様子 メニュー看板が設置されたウェルカムプラザの飲食スペース入口 ソフトクリーム看板やメニュー表が並ぶウェルカムプラザ売店入口

「ゆっくり」が愛らしい!リクガメコーナー

サンメッセ日南のリクガメコーナーの位置を示す園内マップ

ウェルカムプラザを出てゆるやかな坂を下ると、穏やかな空気が流れるリクガメコーナーに着きます。

リクガメ小屋と放飼場が並ぶサンメッセ日南のリクガメコーナー

ゆっくりと餌を食べる姿には、思わずほっこりします。愛らしいですね。

餌を食べるリクガメのララ 近くで見たリクガメのララの姿 スミスとナナが並んで同じ方向を向いている様子 放飼場内を歩くリクガメのスミスまたはナナ 小屋のそばに佇むリクガメの姿 岩場のそばで休むリクガメの様子

波の音が聞こえ、ゆったりした空気が流れる癒やしのスポットです。

海を背にリクガメが進んでいくサンメッセ日南の放飼場の景色

世界で唯一の「本物」!モアイ広場

サンメッセ日南のモアイ広場の位置を示す園内マップ

続いて向かうのはサンメッセ日南の象徴ともいえるモアイ広場です。

モアイ広場入口の看板と並ぶモアイ像が見えるエリアの様子

巨大なモアイ像が立ち並び、すごい迫力です。海と空の青さが相まって、イースター島に来たような感覚が味わえます。

芝生の上に立ち並ぶモアイ像と訪れている人々の様子 青空の下でモアイ像の前ではしゃぐ来園者たち 青空の下でモアイ像を下から見上げた構図

いざ大空へ!丘の上の絶景ブランコ

サンメッセ日南のブランコ・恋人の丘・ヴォワイアン像の位置を示す園内マップ

モアイ広場から少し上ると、丘の上にブランコがあります。

太平洋を正面に望むサンメッセ日南のブランコ全景

ただのブランコを思うことなかれ、まるで空に飛び立つような感覚が楽しめるブランコです。子供だけでなく、大人にも人気です。

海に向かって設置された二連ブランコの近景

乗ってみましょう。

ブランコから見える芝生エリアと太平洋の開けた景色 青空と海に向かって伸びる斜面が広がるサンメッセ日南の景色 晴天の下で太平洋と空が広がるサンメッセ日南の展望風景

ひと度ブランコを漕ぎ出せば、まるで空に吸い込まれていくようです。ぜひ試してみてください。

ブランコのフレーム越しに広がる芝生と海の景色

鐘の音とハートのモニュメントが並ぶ恋人の丘

ブランコからさらに上ると、小さな東屋が佇む恋人の丘に到着します。ここには、小さな鐘があったり、ハートのモニュメントがあったりと、恋人同士や家族連れに人気のスポットです。ハートのモニュメントでは、近くにモアイ像もいて、人気の撮影スポットになっています。

恋人の丘にあるピンク色の小さな東屋と案内看板 恋人の丘の東屋に吊るされた鐘の近景

海とモアイを見つめるカラフルアート ヴォワイアン像

恋人の丘の隣には、色鮮やかなヴォワイアン像が 7 名います。

カラフルなヴォワイアン像が横一列に並ぶモニュメントエリア

海とモアイ像を見つめるように配置されており、ここも、隣に座って一緒に記念撮影をしたりと、人気のスポットです。

ヴォワイアン像の顔をクローズアップした構図 ヴォワイアン像越しに広がる海と芝生の風景

丘の上でひと休み「センタープラザ」

サンメッセ日南のセンタープラザの位置を示す園内マップ

散策も後半に差し掛かる頃、開けた丘に建つセンタープラザが見えてきます。ここにはレストランがあり、休憩や食事ができる他、世界昆虫展も開催されています。

センタープラザの外観と特徴的な建物デザイン

庭の開放感と、高台から望む太平洋の眺望もとても素敵です。

センタープラザ前の芝生広場と太平洋を望む景色 海とフェニックスの木を見渡せるセンタープラザ周辺の風景 センタープラザから見た芝生の丘と遠くに広がる海 センタープラザ周辺の開けた空と南国風の植栽

サンメッセ日南で一番高い場所「太陽の階段」「地球感謝の鐘」

サンメッセ日南の太陽の階段と地球感謝の鐘の位置を示す園内マップ

センタープラザからさらに上ると、太陽の階段が丘の上へと続きます。

太陽の階段の入口と案内看板がある階段の様子 丘の斜面を一直線に登る太陽の階段の全景

階段を登り切ると、地球感謝の鐘があります。

地球感謝の鐘へ続く階段と案内看板が並ぶ入口付近の風景 地球感謝の鐘の石碑と周辺の参道

ここには、平和を祈るモニュメントが並びます。

複数の石柱に囲まれた地球感謝の鐘の本体とワイヤー構造 石柱の内側に刻まれた複数のメッセージプレート 石柱の外側に貼られたメッセージが並ぶ様子 黒い石のモニュメントに刻まれた広島原爆の残り火を示す解説 黒い石碑に刻まれた愛善無怨の燈の文字

ここがサンメッセ日南で最も標高が高い場所。海抜120mです。眺めは最高です。

地球感謝の鐘の階段上から見下ろす太平洋と園内の眺望

園内全体と太平洋を見渡すサンデッキ

サンメッセ日南のサンデッキの位置を示す園内マップ

ここからは帰り道です。サンデッキでは、園内の全景を一望できます。

海に向かって突き出すサンデッキの全景と青空 サンデッキの上から太平洋を見渡す眺め サンデッキの歩道と周囲のヤシの木が並ぶ風景 サンデッキから見下ろす広い園内と太平洋の景色 サンデッキから見る丘の起伏と海の広がり サンデッキ上から広がる園内全景と太平洋を望む視界

丘の斜面に描かれた石のアート「蝶の地上絵」

サンメッセ日南の蝶の地上絵の位置を示す園内マップ

最後に丘の斜面に描かれた蝶の地上絵へ向かいます。

太陽の丘に描かれた巨大な蝶の地上絵と背景に広がる太平洋

近くで見ると一つひとつの石が蝶を模様するように配置されており、アート性に加えて神秘的な感じがします。

蝶の地上絵を間近で見た装飾模様の詳細 蝶の地上絵越しに見える太平洋とサンメッセ日南の景観

ここから眺める海もまた、開放感があって素敵です。

太陽の丘に立つ石のモニュメントと蝶の地上絵

ここから下りの階段を降りれば、駐車場へ戻れます。

サンメッセ日南の魅力は、この”場所”そのもの

園内の芝生とヤシの木と海が調和するサンメッセ日南の風景

サンメッセ日南を巡ってみましたが、ここに来る一番の魅力は、広い敷地に広がる緑一杯の丘に身を置くことそのものなのではと感じました。

フォトジェニックなスポットも沢山ありますし、巨大なモアイ像は世界で唯一イースター島から許可されて復元させたとても貴重なものです。

周囲を見渡せば、ファミリーやカップルもとても楽しそうに園内を散策しています。

サンデッキから見下ろすモアイ像と芝生広場と海の景色

しかし、ふと気がつきます。

どこまでも広がる緑の丘、目線の先の青い海。そして見上げれば、視界一杯の大きな空。

そういった、自然豊かで開放的な場所で最後に過ごしたのはいつだったかなと。

サンメッセ日南の丘を登るコンクリート階段とフェニックスの木

宮崎を旅行するなら、サンメッセ日南に来てみてください。

本来「当たり前」なはずの”自然”に、久しぶりに触れられます。

海を見下ろす坂道と手すりと芝生が続くサンメッセ日南の風景
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