- 小豆島・寒霞渓観光ガイド2025|絶景の渓谷美と見どころを徹底紹介!
- 小豆島の人気観光地「寒霞渓」の魅力を徹底解説。ロープウェイや山頂展望台からの絶景、体験型アクティビティ、グルメ情報まで網羅。初めての方も安心のアクセス情報も紹介します。
最終更新日:
香川県・小豆島の中央部に位置する寒霞渓は、日本三大渓谷美のひとつに数えられる景勝地。約1300万年前の火山活動が生んだ切り立った岩肌と、四季ごとに変わる豊かな色彩が魅力です。
今回訪れたのは夏の終わり。瀬戸内海を望む絶景と、緑が輝く渓谷のコントラストを味わいながら、ロープウェイや展望台、遊歩道、そしてここでしか食べられない限定グルメまでたっぷり楽しみました。
この記事では、寒霞渓を実際に巡った一日の様子を、現地の空気や景色とともにお届けします。実際の時間の流れと共に、写真や動画もたくさん載せていますので、これから訪れる方の参考になれば幸いです。
寒霞渓の見どころを知りたい場合は以下を参照ください。
寒霞渓の見どころについて詳しく見る
寒霞渓へのアクセス方法を知りたい場合は以下を参照ください。
寒霞渓へのアクセス方法について詳しく見る
🕛 9:10
ロープウェイの麓駅である「こううん駅(紅雲亭)」に来ました。

階段を上がり、こううん駅のロープウェイ乗り場に向かいます。


こううん駅の駅舎は歴史を感じる佇まい。

駅舎前は広場になっており、ベンチや喫煙所があります。



受付でロープウェイのチケットを購入

🕛 9:20
チケットも購入できたのでロープウェイ乗り場へ向かいます。

乗り場までは階段ではなくスロープを上がるようになっています。



スロープを上がりきったら改札口です。

3 階くらいまでは上がってきました。駐車場からそこそこ高さもあります。

そしてロープウェイ乗り場に到着。

ロープウェイのゴンドラは大きめで、中も広いです。




🕛 9:24
発車時刻になり、山頂駅に向けてロープウェイが動き出しました。

ロープウェイからの寒霞渓が、想像以上に絶景。
一気に渓谷の深いところへ上がっていくと、切り立った岩山と緑のコントラストが素敵な渓谷美が現れます。




訪問時は 8 月下旬でしたので青々とした緑が岩山に映えています。これが秋なら紅葉、春なら桜になるということなので、また違った美しさがあるのも寒霞渓が人気の理由です。
渓谷の中を進むロープウェイ。ガスがかかっていたけど、不意に切れ間から差し込む光が美しい。

山頂側も、切り立っていて迫力があります。
山頂方面の景観

高度も上がり、左手の方に瀬戸内海や土庄港周辺の町も見えてきました。

この迫力、とてつもないです。


そうこうしているうちにあっという間にきっかり 5 分、山頂駅に到着しました。


上りロープウェイの様子は、動画でお楽しみください。
山頂駅には案内ブースや展示の他、自動販売機などがあります。




寒霞渓がロケ地となった映画やテレビ番組のポスターが展示されていました

こちらは寒霞渓周辺マップ。

登山道で行く時はこの経路なんでしょうね。私もこの後行ってみます。
山頂駅を出ると、メインストリートを中心に、飲食店や土産物店、駐車場や各展望台に行けるようになっています。

まずは、第一展望台へ行きましょう。



真ん中には、ここから眺めた時に見える湾や山、島などの案内が刻まれています。

第一展望台からは、瀬戸内海や土庄港周辺を一望できます。開けていて素敵な眺望です。


ここは先が海ということもあって、開放感が抜群ですね。
続いては第二展望台へ。


ここからは、寒霞渓ならではの奇岩群を一望できます。




晴れている日も爽快ですが、霧掛かると一層幻想的に見えます。
第二展望台では瓦投げができます。日本の観光地ではしばしばかわら投げができるところがありますが、寒霞渓のかわら投げは難易度がとても高いです。

どうやって設置したんだろうというくらい断崖絶壁に輪が設置されています。かわら投げですから、あの輪の中に入れることで願いが叶うというものですが、おそらく私が知っている瓦投げの中で最も難易度の高い部類に入ると思います。

🕛 10:25
寒霞渓の登山道に鷹取展望台があるので行ってみます。「表神懸十二景遊歩道」というのがいわゆる登山道で、ちょっとした山道になっています。

この遊歩道ですが、思ったよりアップダウンはきつくなく、運動不足でなければ楽しく散策できるくらいの道です。舗装はされていないのでスニーカー推奨です。


分岐に差し掛かったので、左手に進み、登っていきます。


鷹取展望台まで 90 m、あと少しですね。

緑の中でマイナスイオンを浴びながら登って行きます。気持ちが良いですね。


🕛 10:35
鷹取展望台に到着しました。ここも開けてて景色がとても良いです。




左手に、さっきまでいた第二展望台が見えます。

ここからかわら投げの輪が見えるのですが、やっぱり位置がすごいですね。どうやって設置したんだろう。

鷹取展望台はすぐ下が崖なので落ちないように注意してくださいね。

🕛 10:39
鷹取展望台からさらに奥に遊歩道を進むと、絶景のアート作品「空の玉」がありますので行ってみましょう。


🕛 10:41
鷹取展望台から徒歩 2, 3 分で空の玉に到着しました。


場所が神秘的なところ故、アートが良く溶け込んでいます。






空の玉の中から見る寒霞渓も、奇岩群が主張してて圧巻の景色。



ここまでの寒霞渓の山の魅力。ぜひ動画でもお楽しみください。
寒霞渓には食事処「駅前フードコート」があります。



ここで販売されている寒霞渓限定のメニューが「オリーブ牛コロッケバーガー」と「オリーブ豚バーガー」です。


お店の脇に食券販売機があるので、ここで食券を購入します。


私は「オリーブ豚バーガー」をお買い上げ。

お肉が甘くてとてもおいしかったです。

ちなみに寒霞渓にはイートインスペースがあり、購入したものを外でいただくことができます。


寒霞渓を十分楽しんだら、最後はお土産です。
寒霞渓頂上の土産物店は、品数が充実しています。







お土産屋さんの 2 階には「レストラン楓」があります。眺めが良いので、食事を摂るのもおすすめです。


山頂駅の隣に、喫煙所が設けてあります。

愛煙家の方々の人権もきちんと守られている。寒霞渓はそういう優しい世界線の上にあります。
山頂の駐車場はとても広いです。駐車場のすぐ目の前が山頂駅やお店なので、立地も最高良いです。



私は山頂には 2 時間くらい滞在しました。紅雲亭駅に行って帰ってまで含めると、3 時間弱は滞在したことになります。
それだけ楽しめる内容でしたし、見どころがとにかく沢山ありました。
もしそんなに時間が取れないということなら、鷹取展望台とか玉の空に行かなければ滞在時間 1 時間くらいまでには削れると思います。

帰り道の下りロープウェイでも、上りとは違う絶景を楽しめました。寒霞渓は楽しめる要素がたくさんです。
春の桜、夏の新緑。秋の紅葉、冬の雪化粧。
どの季節に行ってもその美しさと迫力を見せてくれる寒霞渓に、ぜひ足を運んでみてください。

寒霞渓の見どころや詳細情報について知りたいなら、こちらの記事がおすすめです。
バス、車、ロープウェイなど、寒霞渓への行き方はこちらから確認できます。