
- 小豆島エンジェルロード観光ガイド2025|渡れる時間・見どころ・行き方
- エンジェルロードの見どころや渡れる時間の確認・アクセス方法を解説。砂の道を歩いて中余島へ。絵馬が揺れる景色と約束の丘展望台の絶景、土庄港からのバス・駐車場まで。潮見表の見方も分かる。
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瀬戸内海に浮かぶ美しい島・小豆島は、日本のオリーブ発祥の地として知られ、映画『二十四の瞳』の舞台としても有名な魅力あふれる観光地です。エンジェルロードの神秘的な砂の道、寒霞渓の壮大な渓谷美、オリーブ公園のギリシャ風車や魔法のほうきなど、SNS映えするフォトジェニックなスポットが数多く点在しています。
この記事では、小豆島を初めて訪れる方にも、リピーターの方にもおすすめできる厳選した人気観光スポット11選をご紹介します。さらに、限られた時間でも効率的に島の魅力を満喫できる実践的なモデルコースもあわせてお伝えします。
自然の絶景を楽しみたい方、歴史や文化に触れたい方、フォトジェニックなおしゃれスポットで旅を満喫したい方、そして美味しいグルメを味わいたい方など、どんな旅のスタイルでも小豆島なら楽しめる観光スポットが揃っています。
それでは小豆島の人気スポットを見ていきましょう。
小豆島は、香川県の北東部に位置する県内で2番目に大きな島です。高松市の北東約 20km の海上にあり、島の周囲は約 126km、面積は約 153㎢ です。
豊かな自然と歴史が織り成す美しい風景を楽しめる島で、絶景スポットからパワースポット、アートスポットやおしゃれなフォトジェニックスポットまで、多彩な観光スポットが点在しています。
項目 | 内容 |
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所在地 | 香川県小豆郡(土庄町・小豆島町) |
主要港 | 土庄港・池田港・草壁港・坂手港 |
アクセス | 高松(30分 〜 1時間)・姫路(1時間40分)・岡山(約2時間)・神戸(約3時間) |
島内交通 | 小豆島オリーブバス・レンタカー・レンタサイクル |
特産品 | オリーブ・小豆島そうめん・醤油・佃煮 |
小豆島には魅力的な観光スポットが数多くありますが、その中でも特に人気が高いスポットを厳選してご紹介します。絶景を楽しめる自然スポットから、SNS映えするフォトジェニックなスポット、歴史や文化を感じられるスポットまで、小豆島の多彩な魅力を詳しく見ていきましょう。
エンジェルロードは、小豆島の土庄町にある1日2回の干潮時にだけ現れる神秘的な砂の道です。大切な人と手をつないで渡ると願いが叶うと言われる「恋人の聖地」として認定されており、映画やドラマのロケ地としても数多く使われています。
特に、約束の丘展望台から眺めるエンジェルロードの全景はまさに絶景で、そこで鳴らす「幸せの鐘」と合わせて多くの人が訪れる人気スポットです。
項目 | 内容 |
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所在地 | 香川県小豆郡土庄町銀波浦24-92 |
アクセス | [車] 土庄港から約 8 分 [小豆島オリーブバス] 北廻り福田線「国際ホテル〔エンジェルロード前〕」バス停より徒歩約 2 分 |
利用時間 | 24時間(干潮時刻の前後約3時間が渡島可能) |
駐車場 | 第1駐車場(有料)・第2駐車場(無料) |
公式サイト | エンジェルロード - 土庄町 |
エンジェルロードについて詳しく見る
小豆島オリーブ公園は、小豆島町西村にある日本のオリーブ発祥の地を記念した道の駅です。約 2,000 本のオリーブ畑と白いギリシャ風車が地中海を思わせる絶景を作り出しており、実写映画『魔女の宅急便』のロケセットも移設された他、「魔法のほうき」の無料レンタルで SNS 映えする写真撮影が楽しめます。
特に、ギリシャ風車とオリーブ畑を背景にした撮影スポットは絶景で、瀬戸内海を見下ろすロケーションと合わせて小豆島を代表するフォトジェニックスポットとなっています。
項目 | 内容 |
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所在地 | 香川県小豆郡小豆島町西村甲1941-1 |
アクセス | [車] 土庄港から約 10 分 / 池田港から約 10 分 [小豆島オリーブバス] 坂手線など複数路線「オリーブ公園口」バス停より徒歩約 3 分 |
営業時間 | 8:30-17:00 |
駐車場 | あり(無料) |
公式サイト | https://www.olive-pk.jp/ |
小豆島オリーブ公園について詳しく見る
寒霞渓(かんかけい)は、小豆島の中央部に位置する日本三大渓谷美のひとつで、約 1,300 万年前の火山活動によって生まれた奇岩や断崖が広がる景勝地です。1923年(大正12年)に国の名勝に指定され、現在では紅葉の名所としても知られています。
特に寒霞渓ロープウェイから望む大パノラマの景色は圧巻で、ミシュラン・グリーンガイドで1つ星を獲得した絶景が広がります。
項目 | 内容 |
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所在地 | 香川県小豆郡小豆島町神懸通乙168 |
アクセス | [車] 土庄港から約 30 分 / 池田港から約 30 分 [小豆島オリーブバス] 無料シャトルバスまたは寒霞渓急行線で寒霞渓ロープウェイ「紅雲亭駅」へ |
営業時間 | ロープウェイ 8:30-17:00 |
料金 | 大人 往復 ¥2,700 〜 ¥2,160 / 子ども 往復 ¥600 〜 ¥750 |
駐車場 | あり(無料) |
公式サイト | https://www.kankakei.co.jp/ |
寒霞渓について詳しく見る
迷路のまちは、小豆島の土庄港近くにある古い町並みで、約 700 年前に海賊や外敵から身を守るために入り組んだ路地が築かれたのが始まりです。60 か所以上の三叉路や細い路地が迷路のように張り巡らされ、江戸時代から続く町並みが残されています。
特に、路地の先に西光寺の赤い三重塔がのぞく風景は象徴的で、町歩きの途中で出会えるフォトジェニックな光景として人気です。
項目 | 内容 |
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所在地 | 香川県小豆郡土庄町本町 |
アクセス | [小豆島オリーブバス] 複数路線「土庄本町」バス停より徒歩 3 分 |
公式サイト | https://tonosho-shokokai.com/meiro/ |
土渕海峡(どふちかいきょう)は、小豆島の土庄町にある「世界一狭い海峡」としてギネス世界記録に認定されている観光スポットです。最も狭い部分の幅はわずか 9.93m で、町の中心部を流れるように海峡が続き、生活の中に自然が溶け込む景観を形づくっています。
特に、海峡に架かる橋の上から「世界一狭い海峡」を見下ろせるのが見どころで、土庄町役場では横断証明書を発行してもらえるユニークな体験も人気です。
項目 | 内容 |
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所在地 | 香川県小豆郡土庄町甲559-2 |
アクセス | [小豆島オリーブバス] 複数路線「土庄本町」バス停より徒歩 1 分 |
営業時間 | 散策自由(証明書発行は役場開庁時間内) |
駐車場 | 土庄町役場駐車場 |
公式サイト | 土渕海峡 - 土庄町 |
土渕海峡について詳しく見る
妖怪美術館は、小豆島の「迷路のまち」に点在する現代アート美術館で、妖怪をテーマにしたユニークな展示が楽しめます。古民家をリノベーションした複数の建物が美術館として使われており、館内にはアーティストによる900体以上の妖怪作品が展示されています。
特に、実際に町歩きをしながら複数の館を巡るスタイルが特徴で、路地裏探検とアート鑑賞を一度に楽しめる新感覚の観光体験が人気です。
項目 | 内容 |
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所在地 | 香川県小豆郡土庄町甲398(受付) |
アクセス | [小豆島オリーブバス] 複数路線「土庄本町」バス停より徒歩 1 分 |
営業時間 | [月・火・金・土・日] 9:00-21:00 [水・木] 9:00-17:00 瀬戸内国際芸術祭開催期間は水曜、木曜も 9:00-21:00の場合あり |
料金 | 大人 2,500円(4館共通パスポート・割引適用時最安) |
駐車場 | 周辺に有料駐車場あり |
公式サイト | https://yokaimuseum.on-the-trip.com/ |
二十四の瞳映画村は、小豆島町田浦にある映画『二十四の瞳』(1954年〈昭和29年〉公開、壺井栄原作)の舞台を再現した観光施設です。1987年(昭和62年)のリメイク版映画のロケセットを活用してつくられ、木造校舎や昭和初期の町並みがそのまま残されています。
特に、岬の分教場を模した教室で当時の机や黒板に触れられる体験は人気で、ノスタルジックな雰囲気に浸りながら昭和の時代へタイムスリップできます。
項目 | 内容 |
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所在地 | 香川県小豆郡小豆島町田浦甲931 |
アクセス | [車] 坂手港から約 10 分 / 草壁港から約 20 分 [小豆島オリーブバス] 田ノ浦映画村線「田ノ浦映画村」バス停目の前 |
営業時間 | 9:00-17:00 |
料金 | 大人 850 〜 1,000円、小人 430 〜 500円 |
駐車場 | あり(無料) |
公式サイト | https://www.24hitomi.or.jp/ |
中山千枚田は、小豆島町中山地区に広がる日本の棚田百選にも選ばれた美しい棚田です。標高約200mの山あいに約800枚もの田が階段状に連なる農村風景は、春の水鏡、夏の青々とした穂、秋の黄金色と、四季を通じて異なる表情を見せます。
特に、毎年「半夏生(夏至から11日目)の後の土曜日」に行われる「虫送り」行事は幻想的です。竹の松明(火手)を手に棚田を列になって歩き、青い稲の間に浮かび上がる灯りが夜の闇を彩り、伝統と自然が織りなす美しい光景を体感できます。
項目 | 内容 |
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所在地 | 香川県小豆郡小豆島町中山1487 |
アクセス | [車] 土庄港から約 20分 [小豆島オリーブバス] 中山線「春日神社前」バス停目の前 |
散策時間 | 散策自由 |
駐車場 | 池田公民館中山分館(無料) |
公式サイト | 中山千枚田 - 小豆島町 |
小豆島大観音は、小豆島町土庄町小馬越にそびえる高さ約50mの巨大な観音像で、別名「しあわせ観音」とも呼ばれています。1994年(平成6年)にスリランカの仏歯寺から分与された釈迦の歯(仏歯)を祀るために建立され、胎内に入って参拝できる施設として多くの参拝者が訪れています。
観音像最上階の展望室から一望できる小豆島の田園や瀬戸内海が絶景で、特に人気があります。
大観音があるのは佛歯寺というお寺ですが、SNS もぜひ見てみてください。特にインスタグラムでは、住職がドローンを操作して大観音を撮影したり、「踊ってみた」を投稿するなど、お坊さんたちによるカジュアルな投稿がとても楽しいです。
項目 | 内容 |
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所在地 | 香川県小豆郡土庄町小馬越乙1 |
アクセス | [車] 土庄港または池田港から約 15 分 [小豆島オリーブバス] 福田線「小豆島大観音前(しあわせの駅)」バス停より徒歩 6 分 |
拝観時間 | 8:00–17:00 |
拝観料 | 大人(中学生以上)¥500、小人(小学生)¥200 |
駐車場 | あり(無料) |
公式サイト | https://www.shiawasekannon.com/ |
インスタグラム | https://www.instagram.com/shodoshimadaikannon/ |
重岩(かさねいわ)は、小豆島・土庄町にある山頂の巨岩で、「落ちそうで落ちない」不思議な姿からパワースポットとして知られています。かつて大坂城の築城に使う石を切り出した採石場の跡地に位置し、歴史と自然が交差するスポットです。
特に、石段を登り切った山頂で出会える巨岩と、瀬戸内海を一望するパノラマは圧巻で、険しい道のりを歩いた先にしか得られない達成感と神秘的な景色が魅力です。
項目 | 内容 |
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所在地 | 香川県小豆郡土庄町小瀬 |
アクセス | [車] 土庄港から約 10 分+徒歩約 20 分 [小豆島オリーブバス] 西回り西浦線「小瀬」バス停より徒歩約 40 分 |
営業時間 | 散策自由 |
駐車場 | あり(登山口付近に数台分) |
公式サイト | 重岩 - 土庄町 |
宝生院のシンパクは、小豆島町の宝生院境内にそびえる樹齢約 1,600 年以上の巨樹で、国の特別天然記念物に指定されています。幹回り 17.2m, 高さ約 16.9m を誇り、日本最大級の巨木として知られています。
特に、境内に根を張る雄大な姿は圧倒的な存在感があり、見る者を圧倒します。神聖な空気の中にそびえる巨樹は、パワースポットとしても人気です。
項目 | 内容 |
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所在地 | 香川県小豆郡土庄町上庄412 |
アクセス | [車] 土庄港から約 10 分 [小豆島オリーブバス] 中山線または北廻り福田線「北山」バス停より徒歩約5分 |
拝観時間 | 8:00–17:00 |
拝観料 | 無料 |
駐車場 | 第1駐車場(無料) |
公式サイト | https://hoshoin.jp/ |
小豆島は、瀬戸内国際芸術祭の主要会場のひとつとして知られ、島内各所に多彩な現代アート作品が点在しています。自然や伝統文化を背景に展示された作品は、屋外や町並みの中に溶け込み、島そのものが美術館のような空間となっています。
特に、土庄港に設置された「太陽の贈り物」や寒霞渓に設置された「空の玉」など、小豆島ならではの風景と調和した作品群は必見です。歴代開催のアート作品は一部島内で継続して展示されており、3年に一度開催される芸術祭の展示と併せて楽しめます。
項目 | 内容 |
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所在地 | 小豆島町・土庄町の島内各所 |
公式サイト | https://setouchi-artfest.jp/ |
小豆島には、宿泊前提で丸一日観光を楽しむ他に、短い時間でも効率よく巡れる観光モデルコースが充実しており、限られた滞在でも、絶景・歴史・文化・アートといった島の多彩な魅力を体験できるのが特徴です。
これから紹介するコースは土庄港スタートをベースにしていますが、順番を入れ替えることで他の港や宿からのスタートにも柔軟に対応できます。旅行のスタイルや交通手段に合わせて、自分にぴったりのコースを選んでみてください。
土渕海峡 → うみのうつわ(sd57) → 妖怪美術館(全4館) → 変幻自在の路地空間(sd04) → 迷路のまち → エンジェルロード
土庄港のある前島エリアは、歩いて小豆島の魅力を楽しめるエリアです。主要スポットがコンパクトにまとまっているため、時間が限られていても安心して巡れます。
土庄本町バス停で降りたら、まず徒歩 1 分の土渕海峡からスタート。続いて、瀬戸内国際芸術祭2025の作品 「うみのうつわ」 を鑑賞し、幻想的に光を放つ船のアートを体感します。その後、迷路のまちに点在する全4館の妖怪美術館でユニークな現代アートに触れ、さらに同じエリアに展示された芸術祭作品 「変幻自在の路地空間」 を訪れましょう。
そこからは、路地が複雑に入り組む迷路のまちをのんびり散策。約 700 年前に海賊から町を守るために築かれた歴史ある町並みは、迷路のような路地が続き、思わず探検気分を味わえます。
最後は、干潮時にだけ現れる砂の道エンジェルロードへ。歴史・アート・文化・自然がコンパクトに詰まった半日もしくは日帰りでの小豆島観光にぴったりのコースです。
二十四の瞳映画村 → 小豆島オリーブ公園 → 寒霞渓 → 土渕海峡 → 迷路のまち → エンジェルロード
小豆島を 1 日かけてしっかり楽しみたい方におすすめなのが、この王道観光コースです。小豆島を代表するスポットを効率よく回ることができ、初めて訪れる方にもぴったりです。
まずは昭和の町並みが再現された二十四の瞳映画村からスタート。映画の舞台を体感したあとは、オリーブの原点を伝える小豆島オリーブ公園へ。ここではギリシャ風車やオリーブ畑など、小豆島らしい地中海ムードが楽しめます。
続いて日本三大渓谷美のひとつ寒霞渓へ移動。ロープウェイからの絶景を満喫したら、島北部の土渕海峡へ向かいましょう。ギネス認定の世界一狭い海峡を渡ったら、路地が入り組む迷路のまちを散策。最後は干潮時にだけ現れる神秘の道エンジェルロードで旅を締めくくります。
また、移動のポイントとして、小豆島オリーブ公園と二十四の瞳映画村の間を結ぶ渡し舟を利用すれば、通常 30 分かかる移動が約 10 分に短縮でき、観光時間を有効に使えます。
寒霞渓 → 小豆島オリーブ公園 → 土渕海峡 → 迷路のまち → エンジェルロード
車がなくても路線バスだけで小豆島の主要スポットを効率よく巡れるのが、この日帰りコースの魅力です。アクセスの良い観光地を組み合わせているため、公共交通利用の旅行者でも安心して楽しめます。スタートは土庄港を想定していますが、坂手港からでも、順番を逆にすれは帰りのフェリーに間に合うかもしれません。
まずは日本三大渓谷美に数えられる寒霞渓からスタート。ロープウェイでの大パノラマを体験したら、次は小豆島オリーブ公園でオリーブ畑やギリシャ風車を満喫します。
午後は島北部へ移動し、ギネス認定の世界一狭い海峡土渕海峡を訪問。その後、歴史ある町並みが入り組む迷路のまちを散策し、最後は干潮時にだけ現れる神秘の砂の道エンジェルロードで旅を締めくくります。
高松港から朝の便で小豆島へ渡れば、この工程でも夕方の便で高松港へ帰ってくることができます。実際にこのコースを巡ったときの現地レポートを参考にしてみてください。
宝生院のシンパク → 黄金の海に消えた船(sd58) → Reverberations 残響(sd59) → 中山千枚田 → 抱擁・小豆島(sd60) → 小豆島大観音 → 寒霞渓
車を使って小豆島の内陸部からアートスポットまでを効率よく巡るこのコースは、公共交通では訪れにくい場所を網羅できるのが魅力です。雄大な自然に加え、瀬戸内国際芸術祭の作品を点在的に楽しめる、充実したドライブコースになっています。
最初に訪れるのは、樹齢1,600年以上を誇る日本最大級の巨木宝生院のシンパク。続いて、黄金の帆船をイメージしたアート作品「黄金の海に消えた船」と、音の残響を体感する「Reverberations 残響」を鑑賞します。
その後は、日本の棚田百選に選ばれた中山千枚田へ。石積みの棚田が織りなす美しい景観を楽しみつつ、近くに展示されている芸術祭作品「抱擁・小豆島」も立ち寄りたいポイントです。
次に、高さ50mを誇る白亜の大観音像小豆島大観音を参拝し、胎内の仏像や展望フロアからの景色を楽しみます。最後は、奇岩と渓谷美で知られる寒霞渓へ。レンタカーなら寒霞渓スカイラインを走る爽快なドライブも味わえます。
小豆島には、エンジェルロードや寒霞渓をはじめとする絶景スポット、オリーブ公園や二十四の瞳映画村のように文化や歴史を感じられれる名所、そして瀬戸内国際芸術祭のアートなど、多様なスポットがあります。今回ご紹介した 12 の人気スポットと 4 つのモデルコースを組み合わせれば、初めて訪れる方でも効率的に島の魅力を楽しめます。
移動手段はレンタカーが最も自由度が高く便利ですが、路線バスを利用したコースも整っており、車がない方でも安心です。また、エリアごとに特徴が異なるのも小豆島ならでは。土庄港周辺では歴史ある町並みとアート作品を、島の南部では映画や文学にまつわる文化体験を、内陸部では雄大な自然やパワースポットを楽しめます。
旅の計画を立てる際は、干潮時刻に合わせたエンジェルロードの散策や、渡し舟を活用した効率的な移動など、時間配分を工夫するとより充実した観光が可能です。事前に港へのアクセスやバス時刻表を確認しておくと安心です。
自然・歴史・文化・アートのすべてを一度に体験できる小豆島。自分の旅のスタイルに合わせて、ぜひお気に入りのスポットやコースを見つけてみてください。