鬼山地獄|噴出する熱水と蒸気が育むワニ地獄 - 別府温泉地獄めぐり

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鬼山地獄|噴出する熱水と蒸気が育むワニ地獄 - 別府温泉地獄めぐり

別府温泉地獄めぐり 7 ヶ所のうちの 1 つ「鬼山地獄」を紹介します。

鬼山地獄

鬼山地獄の正面入口と木造の屋根と赤い鬼山地獄の看板

鬼山地獄(おにやまじごく)は、大分県別府市にある別府地獄めぐり 7 ヶ所のうちの 1 つ。轟々と噴出する温泉の迫力を間近で体感できる地獄です。

1923年(大正12年)に日本で初めて温泉熱を利用したワニの飼育を始めた地獄であり、別名「ワニ地獄」とも呼ばれています。大きなワニの迫力も楽しむことのできるスポットです。

なお、「鬼山」とは鬼山地獄のある地名であり、そこから「鬼山地獄」と名付けられています。

鬼山地獄 基本情報
項目内容
泉質ナトリウム一塩化物泉
泉温約99℃
湧出量約200t/日
営業時間8:00 〜 17:00
定休日年中無休
観覧料金(個別)大人(高校生以上): ¥500 / 小人(小・中学生): ¥250
共通観覧券(7ヵ所)大人: ¥2,400 / 小人: ¥1,200
禁煙・喫煙喫煙所なし
駐車場60台(バス含む)
アクセス車: 別府駅から約15分 / バス: 別府駅から約20分
電話番号0977-66-1577
所在地〒874-0045 大分県別府市鉄輪625
公式サイトhttps://www.beppu-jigoku.com/oniyama/

鬼山地獄は、別府地獄めぐり 7 ヶ所では南部に位置し、白池地獄やかまど地獄に隣接しています。

別府地獄めぐりの各地獄の位置関係を示す地図と鬼山地獄の所在地

鬼山地獄の駐車場は 60 台が駐車可能です(バスも含む)

鬼山地獄の駐車場と奥に見える温泉の蒸気

毎時 8 トン!豪快に湧き出る温泉

鬼山地獄の特徴は、その豊富な湧出量と共に間近で見る迫力の噴出口と蒸気です。

蒸気が立ちこめる鬼山地獄の翡翠色の熱湯と岩場 蒸気が渦巻く鬼山地獄の熱い湯面と背後の街並み

毎時 8 トン、1 日に 200 トンもの温泉が湧き出ており、「ゴボッ、ゴボッ」という音を立てて噴出する温泉を間近で見ることができます。

他の地獄と比べて泉温が高いせいか蒸気も多く、風向きによっては周囲が全然見えなくなるときもあります。

温泉が豪快に噴き出して水しぶきが上がる鬼山地獄の湯面 濃い蒸気に包まれる鬼山地獄の池と緑色の熱湯

ちなみに別府温泉のしくみは、雨水が地下に浸透し地球深部のマグマによって高温に温められて出来た熱水だまりが地中の色々な成分を取り込んで、再び地表に温泉となって吹き上げてくるといわれています。(循環水説)

そのため、現在吹き上げている温泉は 50 年ほど昔の雨水なんだそうです。

驚愕!愛されるワニ地獄

鬼山地獄には、温泉とは別の見どころがあり、それがこのワニ園です。

鬼山地獄のワニ園と温泉の湯気が立つ飼育池の全景

鬼山地獄では温泉を利用してクロコダイル科やアリゲーター科など約70頭のワニを飼育しており、大量のワニを見ることができます。

ワニ園の飼育池を上からのぞき込む見学者と金網の柵

ワニを近くで見るととても迫力があります。

濁った池の水面に浮かぶワニの顔と長い鼻先

もちろん檻もあるので安全ではありますが、それにしてもものすごい迫力です。

口を開けて歯を見せるワニの顔のアップ

冬は池に温泉を入れて 30 ℃くらいを保つことで、元々熱帯の生き物であるワニたちが冬を越せるようにしているのだそうです。

温泉の池に横たわって体を温めるワニの背中と長い尾

ここにも温泉の、自然の力が利用されていますね。

間近で観察するワニは迫力がすごいので一見の価値ありです。

浅い池で横たわる大きなワニの全身と鱗の模様

自然の力強さと迫力を間近で感じられる地獄

岩場に囲まれた鬼山地獄の緑色の池と立ち上る白い蒸気

豪快な温泉の噴出と、そこから大量に立ち昇る蒸気はとても迫力があります。

そして約70頭のワニたちも、この別府温泉に守られながら日常を過ごしています。

鬼山地獄の池の前に立つ不動明王像と背後に立ち上る蒸気

地獄という名の、生命と自然が調和し共存しているその力強さを、ここ鬼山地獄で直接体感してみてください。

柵沿いに広がる鬼山地獄の青緑色の熱湯と立ちのぼる湯けむり
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