血の池地獄|衝撃!真紅に染まる日本最古の天然地獄 - 別府温泉地獄めぐり

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血の池地獄|衝撃!真紅に染まる日本最古の天然地獄 - 別府温泉地獄めぐり

別府温泉の別府地獄めぐりの一つ「血の池地獄」を紹介します。

血の池地獄

血の池地獄の入口に立つ黒い門と赤い鬼の案内看板が並ぶ風景

別府地獄めぐりの 1 つ「血の池地獄(ちのいけじごく)」は、大分県別府市にある天然地獄です。日本で一番古い天然の地獄であり、硫黄や鉄分を含んだ地下水が地表に湧き出ている温泉地です。

温泉の成分によって水面が赤褐色に染まっており、まるで血のように見えることからこの名前が付けられました。その美しさと不気味さから、国内外問わず多くの観光客が訪れる人気の観光スポットです。

血の池地獄 基本情報
項目内容
泉質酸性緑礬(りょくばん)泉
温度約78℃
湧出量約1,800kl/日
営業時間8:00 〜 17:00
定休日年中無休
観覧料金大人(高校生以上):¥500 / 子供(小・中学生):¥250
禁煙・喫煙喫煙所なし(駐車場内に喫煙所あり)
アクセス車:別府駅から約20分 / バス:別府駅から約30分
所在地〒874-0016 大分県別府市野田778
電話番号0120-459-554
公式サイトhttps://chinoike.com/

別府地獄めぐりでは北部に位置し、龍巻地獄と隣接しています。

別府地獄めぐりの位置関係を示した地図で血の池地獄や龍巻地獄海地獄かまど地獄鬼山地獄白池地獄鬼石坊主地獄の写真付きピンが並ぶ

衝撃!地獄の劫火に染まる赤湯。ここが地獄の一丁目

血の池地獄の一番の見どころはなんと言ってもこの真っ赤な温泉です。

赤褐色の熱泥の池から湯気が立ち上り手すりの影が水面に落ちる血の池地獄

血の池地獄は、地下の高温、高圧下で自然に化学反応を起こし生じた酸化鉄、酸化マグネシウム等を含んだ赤い熱泥が地層から噴出、堆積するため池一面が赤く染まります。池の周囲は、黒く焦げたような岩肌が広がり、まるで地獄のような光景が広がります。

赤褐色の熱泥が広がる池の水面に手すりの影が曲線を描く

温泉ですので温度も高く、約 78 ℃。立ち昇る湯気も相まって、なかなか日常では出会えない異質な雰囲気を漂わせています。実際に見ると、なかなかに衝撃的な光景です。

赤い池から濃い湯気が立ちこめ手前に弧を描く柵と低木が並ぶ血の池地獄 湯気が広がる赤い池の向こうに売店が見える血の池地獄の園内風景

池は地獄、周囲はポップな観光スポット

私は日本各地に赴きますが、これだけ異様な光景は初めて目の当たりにしました。

でもご安心ください。

この赤湯が見せる光景が異様なことは紛れもない事実ですが、そこはしっかり観光地ですので、一歩引いて見るとその光景は平和そのものです。

赤い池を囲む広場と熱血のモニュメントや鬼のパネルが並ぶ血の池地獄の全景 湯気が上がる池の前で記念撮影をする観光客と熱血の看板が並ぶ広場

かわいい鬼さんになって記念写真を撮ることもできます。

地獄池を背景に、ハイポーズ!

赤い鬼と青い鬼の顔出し看板が湯気の立つ血の池地獄の前に立つ撮影スポット 赤い台座に熱血と書かれた立体モニュメントが湯気の池の前に置かれている

休憩できるテーブルや椅子だって、鬼がモチーフになっていてなかなか可愛いです。

鬼の角を模した突起が立つ石製テーブルと丸い石の椅子が並ぶ休憩スペース

意外と休憩スペースもしっかり取られていて、屋根付きのベンチがあったり、ドリンクの自動販売機があったりと、おもてなしの精神は満載です。

日よけパラソルのテーブル席と自動販売機が並ぶ血の池地獄の休憩広場 赤と青の鬼のイラストが描かれた血の池地獄のキャラクター自動販売機

ただやはり、血の池地獄自体はかなりおどろどろしいです。これが日本最古の天然地獄。別府、恐るべしです。

赤褐色の熱泥が広がり湯気が厚く立ちのぼる血の池地獄の池の表面

展望台!高所から血の池地獄を眺める

血の池地獄爆発ヶ所と書かれた木製標柱と展望台へ上る石段の入口

血の池地獄には高台があって、上から血の池地獄を覗くことができます。

斜面に沿って伸びる展望台へのコンクリート階段と注意書きの看板

展望台に上がってきました。

湯気が立つ池を右手に見ながら進む展望台への通路と金網の柵

あまり高くはないので、体力に自信がない人でも簡単に上がれます。

と、いいつつも、地上を見るとそれなりには高さがあるので、展望台から見る血の池地獄の景色が期待できます。

展望台から見下ろした血の池地獄の広場と遊歩道と湯気に包まれた赤い池

さて、肝心の、展望台からの景色といえば、、

展望台から谷を見下ろすと湯気の向こうに赤い池がのぞく血の池地獄の眺望

立ち上る湯けむりと、その奥に垣間見える真紅の池。まさに鬼か悪魔でも出てくるのではないかという雰囲気です。

緑の斜面の木々と白い湯気の間に赤く染まる池面が見える血の池地獄

地上から見るのとまた違った印象があるので、血の池地獄に来たら是非展望台にも上って見てみてください。

(本記事の後半で、衝撃の空撮写真をお見せします。)

血の池地獄名物「血の池軟膏」

血の池地獄では、「血の池軟膏」という塗り薬が販売されていて、これが血の池地獄の名物であり、人気の商品です。

赤いのれんが下がる血の池軟膏の売店で商品を選ぶ観光客 血の池軟膏の売店カウンターに温泉水のボトルや土産品が並ぶ様子 血の池軟膏や温泉花などの薬用入浴剤が並ぶ売店の陳列棚 鬼の顔のパッケージが並ぶ血の池軟膏の販売台と説明札

血の池軟膏は、明治時代以前から販売されている、血の池地獄の熱泥を使った皮膚病薬です。昔は貝殼に泥を詰めて売っていたのだとか。

血の池地獄の鉱泥を主成分とし、「湿疹」「やけど」「水虫」「ひび」「あかぎれ」「にきび」「痔」などに効果があります。ステロイド非使用で、かゆみや殺菌にも効果があるとされています。

血の池地獄園内での限定販売に加え、オンラインストアでも購入可能です。価格は ¥1,500(22g)。リピーターの多い一番売れ筋の品です。

血の池軟膏の箱と赤い軟膏が入った容器が並ぶ商品イメージ

きちんとしたお薬なので、効能や成分など、詳細は公式サイトを確認してください。

血の池軟膏 - 血の池地獄公式サイト

地獄に足を突っ込んでみますか?血の池足湯

血の池地獄には足湯も設置されていて、これも訪れる人に人気です。

足湯の案内看板と屋根付きの足湯に浸かる人々が並ぶ休憩所

でもご安心ください。足湯はお湯だけなので赤くはありません。

木の腰掛けが並ぶ足湯の湯船に湯気が立ちみかんが浮かぶ

血の池とは言いますが元は温泉ですので、実際浸かるととても気持ちが良いです。

ちなみに、別府地獄めぐり 7 ヶ所で足湯が設置されているのは以下 4 ヶ所です。

  • 血の池地獄
  • 海地獄
  • かまど地獄
  • 鬼石坊主地獄

地獄めぐりを 7 ヶ所制覇しようとしている場合は結構歩くため足も疲れますので、要所要所で足湯で疲れを回復させるのがオススメです。

どこの足湯も結構人気なので、空いていたら素早く入りましょう。

屋根付きの足湯に多くの人が腰掛けて利用する賑わった様子

彷徨い迷子になり脱出不可能!地獄の売店

鬼の面の展示が目を引く血の池地獄のお土産販売所の店内

血の池地獄にはお土産コーナーがあるのですが、とても広く、たくさんの別府土産を販売しています。

赤い天井の広い売店にタオルや菓子など土産品が並ぶ血の池地獄の店内 大分のお酒や地獄蒸しビールなどが並ぶ血の池地獄のお土産コーナー 赤い天井の売店で箱菓子が積まれた土産コーナーと広い通路 鬼や別府の柄の靴下やキーホルダーが壁一面に並ぶ土産品コーナー 菓子箱や名物の箱詰め土産が山積みになった血の池地獄の売店棚 鬼のロゴが大きく印刷された血の池軟膏の青いTシャツ土産 鬼のイラストが描かれた地獄カレーの箱が籠に積まれた土産品売り場 血の池地獄オリジナル今治タオルの赤と橙のロールが整然と並ぶ売り場

お菓子、衣類、おつまみ、お酒などなど。別府地獄めぐり 7 ヶ所では最大の広さを誇りますので、おみやげ屋の購入場所を検討しているのなら、ここで購入するのがオススメです。

別府地獄めぐりに限らず、別府でもここまでの種類を取り扱っているおみやげ屋さんは早々ありません。

とりあえず、迷子にならないようにだけ気をつけてください。特に小さいお子さん連れのお父さんお母さんは、しっかり手を握っていてあげてくださいね。

驚愕!地獄の裏付け

土産店の壁に昔の血の池地獄を写したモノクロ写真が並ぶ展示

おみやげ屋さんには、昔の血の池地獄の写真が飾られているのですが、その中に、真上から撮った写真を見つけました。

真紅に染まった血の池地獄を真上から写した航空写真の掲示

恐ろしいほどに真っ赤ですね。やはりここは、地獄の入り口なのかもしれません。

地獄と天国は背中合わせ。名物!血の池バーガー

血の池地獄の隣には、極楽亭という飲食店があります。

極楽亭の建物と食事処の看板やテイクアウトの案内が並ぶ外観

血の池地獄も極楽亭も、同じ敷居内にあるのですぐにアクセス可能なのですが、地獄のとなりに極楽とは、これもまた考え抜かれていますね。

極楽亭の料理写真が並ぶ屋外メニュー看板と営業時間の案内

地獄に対して極楽亭ですので、店内は開放感があり、スタリッシュでいてカジュアルな、オシャレだけれど飾らない食事処です。

木の梁が見える開放的な極楽亭の店内に木製テーブルと椅子が並ぶ 極楽亭の屋根付きテラスに木のテーブルと椅子が並ぶ外席

そんな極楽亭で一番の名物メニューは「血の池バーガー」です。

血の池バーガーの写真が載ったメニューで赤いソースのバーガーと価格が表示される

血の池バーガーセットは ¥1,700 です。

また、「地獄の極楽カレー」(¥1,700)も人気です。

地獄の極楽カレーのメニュー写真で野菜と鶏肉が盛られたカレーが載る

デザートには大分名物の「やせうま」や、ネーミングが強烈な「輸血ソフトクリーム」も用意されています。

ちなみに、朝 8:30〜10:00 はモーニングタイムとなっていて、メニューが違います。

朝の時間帯のメニュー看板に鬼パンセットと鬼ギリセットの写真と価格が載る
極楽亭 モーニングメニュー(8:30〜10:00)
メニュー価格(税込)内容
鬼パンセット¥1,300パン、卵、サラダ、ドリンク
鬼ギリセット¥1,300おにぎり、だんご汁、ドリンク
モーニングメニュー表(PDF)

血の池バーガーを食べたい場合は、10:00 以降に極楽亭へ行きましょう。

地獄の入り口だからこそ。駐車場は広大!

血の池地獄の駐車場はとても広いので、混んでて止められないということはほとんどありません。

130 台駐車可能で、バスが止められるところも確保されています。

夕方の光が差す広い駐車場に白い区画線が並び奥に森と丘が見える 駐車場の車線矢印の先に入口の門と道路沿いの店舗が見える風景 広い駐車場の奥に血の池地獄の建物と湯気が立ち上る場所が見える 山並みを背景に広い駐車場の区画線が整然と並ぶ眺め

喫煙所は駐車場に。

喫煙所は駐車場内の、極楽亭の脇にあります。

極楽亭の脇に設けられた喫煙所の案内看板と灰皿が並ぶ場所

血の池地獄内、そして極楽亭内には喫煙所はありませんので、地獄に行くにも極楽に行くにも、心して挑んでください。

想像以上!この世のものとは思えぬ光景…それ故ここは地獄の一丁目。

赤い池から湯気が立ち広がり手すりの影が床に伸びる血の池地獄の景色

真紅に染まり熱気を放出し続けるこの奇妙な池は現実にそこにあり、見た者の常識を覆します。

湯気が立ちのぼる赤い池の縁に岩が並ぶ血の池地獄の眺め

断言します、来ればそこには想像以上の光景が広がります。これまでの人生で見たことのない風景に出会えます。

血の池地獄。それは地獄の劫火に染まる赤湯。ここが地獄の一丁目です。是非訪れてみてください。

血の池地獄の石碑が赤い池と湯気を背景に立つ風景
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