江戸時代に栄えたかつての宿場町が小田原駅前に復活!話題の小田原新城下町を徹底紹介

神奈川県小田原市は、江戸時代には東海道五十三次の9番目の宿場町「小田原宿」として旅人で賑わい、東海道最大級の規模を誇りました。
その小田原に、かつての宿場町を現代に蘇らせた商業施設があります。それが、小田原駅前にある『小田原新城下町』です。江戸情緒の町並みに、小田原や箱根の名店が集う、新たな観光の起点として親しまれています。
本記事では、現代に蘇った小田原の宿場町「小田原新城下町」の魅力を紹介していきます。
小田原新城下町

小田原新城下町は、神奈川県小田原市にある、かつての宿場町を再現した商業施設です。小田原や箱根の名物が一箇所に揃い、お土産から食事、食べ歩きまで楽しめる観光スポットとして親しまれています。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 名称 | 小田原新城下町(おだわらしんじょうかまち) |
| 営業時間 | 各店舗により異なる(10:00 〜 20:00 が中心、飲食店は 11:00 〜 21:00 が中心) |
| 定休日 | 各店舗により異なる |
| 所在地 | 神奈川県小田原市栄町1-1-15 |
| アクセス | 小田原駅東口より徒歩約1分 |
| 公式サイト | https://www.minaka-odawara.jp/ |
タイムスリップ体験!江戸時代の宿場町を再現した街並み

小田原新城下町は、江戸時代の宿場町を再現された外観が特徴です。
連なる瓦屋根に、軒先を彩る暖簾と看板。旅籠(当時の旅館)風の店構えが並ぶ街並みは、東海道を行く旅人を迎え入れた小田原宿の風情を思わせます。



背後にそびえるのはミナカ小田原のタワー棟。江戸時代の町並みとガラス張りの近代的な高層棟が隣り合う光景は、小田原駅前ならではの眺めです。

東海道五十三次の9番目の宿場として旅人を迎え入れた小田原宿。その記憶を建物に託したのが、現代の小田原新城下町です。
お腹も満たせてお土産も揃う!小田原観光に特化した現代の宿場町

小田原新城下町は4階建てです。1階は小田原や箱根の名物が集まるお土産フロア、2階は地元食材を活かした本格食事処、3階は軽食・カフェ・甘味処が並ぶフロア、4階はホテル「天成園 小田原駅 別館」となっています。
1階 城下町市場:小田原・箱根の名物が集まるお土産フロア
1階の「城下町市場」は、小田原や箱根の名物が一箇所に集まるお土産フロア。実に14店舗ものお店が出店しています。

小田原といえば相模湾。海産物のお土産が豊富です。燻製や干物、出汁、瓶詰の珍味など幅広く揃います。

スイーツやお菓子も和洋揃って多彩なラインナップ。小田原産の柑橘を使った焼菓子、南箱根産牛乳のチーズケーキ、独自ブレンド小麦のラスク、濃厚ガトーショコラ、和菓子など。食べ歩きには、フルーツ飴や、40種類以上のフレーバーが並ぶ豆菓子も人気です。
城下町市場に並ぶスイーツ・お菓子
食以外には、小田原・箱根の伝統工芸品「箱根寄木細工」も並びます。ぐい呑みやキーホルダーなど、寄木の幾何学文様が美しいアイテムは、旅の記念やお土産にもおすすめの民芸品です。和のかわいいアクセサリーも販売されています。
箱根寄木細工と和風アクセサリー
なお、このフロアには観光案内を兼ねたインフォメーションセンターも併設されています。

| 店舗名 | ジャンル | 営業時間 | 特徴 |
|---|---|---|---|
| 魚商 小田原六左衛門 | 水産加工 | 8:00 〜 20:00 | 創業430余年の魚商「鮑屋」直売所 |
| 小田原みなと食堂 | 海鮮和食 | 11:00 〜 21:00 | 港直送の地魚を使った海鮮定食 |
| いなり寿司 相模屋 | 寿司 | 10:00 〜 18:00 | 明治2年創業の老舗、伝統の助六いなり |
| 燻製工房 然 | 燻製商品 | 10:00 〜 20:00 | 小田原漁港の魚介を低温燻製 |
| 金目鯛とくぞう | 海鮮おみやげ | 10:00 〜 20:00 | 相模湾産の金目鯛を扱うテイクアウト |
| 和菓子 菜の花 | 和洋菓子 | 10:00 〜 20:00 | 自然素材と水にこだわる和菓子 |
| 菓処 ことほぎの木 | 洋菓子 | 10:00 〜 20:00 | 大人のスイーツ濃厚ガトーショコラ専門 |
| ちぼりスイーツファクトリー | 洋菓子 | 10:00 〜 20:00 | 小田原柑橘の焼菓子・店舗限定品 |
| グランリヴィエール箱根 | 洋菓子 | 10:00 〜 20:00 | 独自ブレンド小麦粉のラスク |
| 箱根チーズテラス | 洋菓子 | 10:00 〜 20:00 | 南箱根産牛乳の手作りチーズケーキ |
| 浅草Canでぃ。 | フルーツ飴 | 10:00 〜 20:00 | 1.5mmの飴コーティングのフルーツ飴 |
| おだまめ | 豆菓子 | 10:00 〜 20:00 | 40種類以上のフレーバー豆菓子 |
| 八鈴 | 和雑貨 | 10:00 〜 20:00 | 和雑貨・服飾 |
| 逸品屋 | 物産・観光案内 | 10:00 〜 20:00 | 小田原の逸品セレクト・観光案内 |
| ローソン | コンビニ | - | - |
2階 食事処:地元食材で楽しむ本格定食
2階は、小田原近海の地元食材を活かした食事処が並ぶフロアです。全部で4店舗。
「さかなの食堂 貝汁屋」は、小田原漁協・真鶴漁協の組合員による直営店。漁師の目利きで仕入れた地魚を、定食や貝汁で味わえます。

「うなぎ 京家」は、職人の手焼きと独自に調合したタレで仕上げる、予約優先のうなぎ専門店です。

「あじ屋でん助」は、店内の水槽で活きアジを管理する鯵専門店。看板の鯵フライ定食では、新鮮な小田原の鯵を味わえます。

肉料理の「とんかつ和豚」は、契約農場直送のブランド豚「和豚もちぶた」を使用。さっぱりとした脂と、しっかりとした甘味が持ち味です。

| 店舗名 | ジャンル | 営業時間 | 特徴 |
|---|---|---|---|
| うなぎ 京家 | うなぎ | 11:00 〜 15:30 / 17:00 〜 21:00 | 伝統の手焼きと秘伝のタレ、予約優先 |
| あじ屋でん助 | 鯵料理 | 11:00 〜 15:30 / 17:00 〜 21:00 | 活きアジ水槽の鯵フライ定食 |
| とんかつ和豚 | とんかつ | 11:00 〜 21:00 | ブランド豚「和豚もちぶた」契約農場直送 |
| さかなの食堂 貝汁屋 | 海鮮和食 | 11:00 〜 21:00 | 小田原漁協・真鶴漁協の組合員直営 |
3階 茶屋・甘味処:軽食と甘味でひと息つくフロア
3階は、小田原の老舗から湘南スイーツまで、軽食と甘味が集まるフロアです。

軽食の主役は、小田原の食文化を支える老舗の品。注文後に揚げ立てを提供する揚げかまぼこ、独自の加工で丸ごと食べられる鯵の唐揚げ。からあげグランプリで金賞・最高金賞を受賞した一品もこのフロアで味わえます。テイクアウトで食べ歩きもできます。
江戸時代から受け継ぐ製法で仕上げる干物も土産として販売しています。

甘味は和洋ともに揃います。
みたらし団子や小田原城最中などの地元和菓子、湘南素材のシュークリーム、東京・浅草本店から出店した和クレープ、抹茶ドリンクとスイーツなど。

フロア内には赤い提灯が連なる通路もあり、和の風情の中で過ごせるのも3階の魅力です。

| 店舗名 | ジャンル | 営業時間 | 特徴 |
|---|---|---|---|
| 創作煉處 籠淸 | 揚げかまぼこ | 10:00 〜 20:00 | 注文後の揚げ立て提供、小田原ロール |
| 小田原吉匠 | 軽食・テイクアウト | 10:00 〜 20:00 | 鯵の唐揚げ「からあげグランプリ」金賞 |
| 山安 | 干物 | 10:00 〜 20:00 | 1863年(文久3年)創業の小田原ひもの老舗 |
| パン焼処 ブンブンPlus | ベーカリーカフェ | 10:00 〜 20:00 | 焼きたて・揚げたてのパンとコーヒー |
| 湘南カフェラボ | シュークリーム | 10:00 〜 20:00 | 湘南素材の手作りシュークリーム |
| 浅草茶屋たばねのし | 和クレープ・抹茶 | 10:00 〜 20:00 | 東京浅草本店の和クレープ専門店 |
| 一〇八抹茶茶廊 | 抹茶 | 10:00 〜 20:00 | 抹茶専門、有機・茶葉を丸ごと |
| 福来すずめ | 和菓子 | 10:00 〜 20:00 | 地元小田原の和菓子店、小田原城最中 |
| 三本珈琲店 | カフェ | 9:00 〜 20:00 | 創業60年以上の老舗ロースター直営、40席 |
トイレ・喫煙所は2階
小田原新城下町の各店舗にトイレはありません。トイレは2階に設置されています。トイレと同じ場所に喫煙所も設置されています。

駅徒歩1分!宿場町としての利便性も再現
小田原新城下町へは、JR小田原駅の東口から徒歩約1分。
改札口は3階ですが、改札を出て左折し直進したら東口。右手に1階へ降りる下りエスカレーターがありますので、そこから1階へ降りれば、そのまま目の前が小田原新城下町です。

東海道の旅人が箱根越えを前に休息した宿場町、小田原宿は東海道有数の規模を誇りました。駅前すぐの立地は、当時の宿場町が持っていた「交通の要衝としての利便性」を、現代の旅人にもそのまま手渡してくれています。
小田原や箱根の名物名産が集まる、小田原城下の宿場町

かつての小田原宿を再現した街並み。ここには、小田原の名物から、小田原産を活かしたトレンドまでが幅広く集まります。
伝統と流行、観光と日常、食事とお土産。一見、両極にありそうな要素がひとつの場所で一緒に小田原を盛り上げている。そこも現代に蘇った宿場町ならではの魅力です。
駅徒歩1分で江戸宿場町の風情を味わえる。小田原新城下町へぜひ足を運んでみてください。
