- 日本最大級!海遊館見どころガイド|14の水槽で巡る環太平洋の海の旅。大阪・天保山の水族館
- 渓流の森から氷の世界、サンゴ礁の海、深海、そして宇宙のような空間まで。太平洋をぐるりと一周する海遊館の旅路を、実際に訪問した体験をもとにガイドします。夜の海遊館やバックヤードツアーなど、展示以外の楽しみ方もあわせて紹介。
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大阪、天保山マーケットプレイス隣にある、日本最大級の水族館「海遊館」。
大阪万博が開催された夢洲に近く、USJ とも同じベイエリアにある人気の水族館です。
本記事では、実際に海遊館を訪れ、現地をレポートします。
海遊館のメインコンテンツである 14 の水槽や企画展示など、細かい部分も紹介していきますので、現地の雰囲気を掴む助けになれば幸いです。
なお、海遊館の見どころ、要点に知りたい場合は以下をご覧ください。
海遊館の見どころについて詳しく見る

海遊館に到着しました。
海遊館への行き方は簡単です。JR大阪駅からは、大阪環状線(西九条方面)に乗り、弁天町駅で大阪メトロ中央線(夢洲行き or コスモスクエア行き)に乗り換えることで、約20分で海遊館の最寄り駅である大阪港駅へ到着します。
大阪港駅から海遊館までは、徒歩で約10分ほどです。

海遊館に入るには、チケットが必要です。事前に e チケットを購入するか、当日にチケット売り場でチケットを購入します。
海遊館は大阪でも指折りの人気観光スポット。この日は平日ですが、やはりチケット売り場は混雑しており、行列ができています。

状況によっては、チケット売り場に並んでも、すぐに入場できるチケットが購入できないことも多いため、事前に e チケットを購入しておくことをおすすめします。
eチケットについて詳しく見る
また、海遊館のチケットは価格変動制になっており、日によって入館料が変わります。割引や安くチケットを購入する方法については以下をご覧ください。
割引チケットについて詳しく見る
私は事前に e チケットを購入していたので、行列に並ぶことなく直接入場ゲートへ。

到着から5 分で入場完了です。

入り口でジンベエザメの大きなモニュメントと記念撮影ができました。

海遊館へ入りました。大きなディスプレイに映像が流れていてワクワクします。

エントランスロビーにはコインロッカーがありました。ここは散策ルートの出口とも繋がっているので、ここに荷物を預けて、出口を出る前にコインロッカーから荷物を取り出す、という流れが組めるので、身軽に散策することができます。

海遊館は日本最大級の水族館です。かなり歩くので、大きな荷物、重い荷物はコインロッカーに預けることをおすすめします。

さあ、散策を開始していきましょう。


順路の始まり、アクアゲートです。トンネル型の水槽で、一面鮮やかなブルーが印象的。色鮮やかな魚がいたり、エイがいたりと、一気に水族館にきた!と感じられる雰囲気が楽しいです。


海遊館へ入場した時点では3階にいるのですが、ここからエスカレーターに乗って一気に8階へ上がります。このエスカレーターがとても長い!40mあるそうで、もう軽いアトラクション。この先にはどんな風景が待っているのだろうと期待に胸踊らせつつ、上がっていきましょう。

なお、海遊館は環太平洋火山帯に沿った世界中 14 の海をテーマに展示が行われています。
ただし、「Ring of Fire, Ring of Life.」というコンセプトにもある通り、地球、そしてそこに生きる生命、自然そのものをテーマにしているため、必ずしも海中に限定していないところが、他の水族館との決定的な違いです。
海遊館の魅力を一言で表すならば、
「地上から深海まで、世界中の、太平洋の海を楽しめる。」
です。
さて、そろそろエスカレーターも終わりが見えてきました。


14の展示の1つ目は「日本の森」です。その名の通り、日本の山間部、渓流の風景を再現した展示です。
見てください。まるで植物園に来たかのようなこの木々!水族館に来たことを一瞬忘れてしまいそうになる再現度です。

もちろんここは水族館ですから、水辺があり魚たちを見ることができます。

このエリアの見どころは、魚だけでなく植物も楽しめるところです。季節ごとにひっそりと咲いている花などにも是非注目してみてください。



海遊館の展示の面白いところは、展示が階をまたぐところです。「日本の森」も8階と7階でまたいでおり、8階は地上を再現していますが、7階へ降りると水辺になります。それがこの展示、「森から海へ」というわけです。

色々な魚を見られますが、この展示で人気なのはコツメカワウソです。

二匹でじゃれ合っててとっても可愛い!常に人だかりができていました。

順路を進むと次に現れるのが「アリューシャン列島」です。北太平洋の冷たい海に浮かぶ島々の生態系が再現されています。

ここにはエトピリカがいます。海鳥の仲間で、とってもキュート。

次は「モンタレー湾」です。北米カリフォルニアの豊かな海岸が再現されたエリアです。

モンタレー湾では、アシカを見られます。

ただし、アシカさんたちは自由奔放に泳ぎまくりますので、定位置にいるわけではありません。そのため、登場すると歓声が上がり、みんなでじっと見入る。という一体感も楽しめます。




パナマ湾は、中央アメリカの海です。暖かい海に暮らす熱帯の魚たちを間近で楽しめます。
アカマツカサが鮮やかな赤色で綺麗。水中に映えます。


エクアドル熱帯雨林では、南米の緑豊かな熱帯雨林と、そこに暮らす淡水魚たちの世界が広がっています。


水面にも植物が生息しています。こうして緑が多いと、植物と魚のコラボレーションのような、色とりどりのサンゴ礁とはまた違う神秘を感じます。

今回私は対面できませんでしたが、巨大魚のピラルクもいますので是非見つけてみてください。エンゼルフィッシュの群れも見どころです。

南極大陸は、その名の通り、極地の厳しい寒さが再現された氷と雪の世界です。
ここには、アデリーペンギン、オウサマペンギン、ジェンツーペンギンの三種が暮らしています。このペンギンたちが、とても愛らしくてキュートなんです。

この子らを見たとき、オフィシャルショップでペンギンのぬいぐるみを購入しようと決めました。
一つ一つの仕草にハートを掴まれます。南極大陸は私の推しエリアの一つですので是非じっくり眺めてみてください。


タスマン海は、オーストラリアとニュージーランドの間に広がる海を再現したエリアです。
ここでは、カマイルカが見られます。

しかし、イルカさん泳ぎが早すぎて写真に収められず、残念。
あれだけダイナミックに泳げるのですから、それだけ海遊館の水槽が広いのだと理解できます。自由奔放に伸び伸びと泳ぐ姿を是非楽しんでみてください。

グレート・バリア・リーフ。言わずもがな、オーストラリア北東に広がる世界最大のサンゴ礁。その世界観が再現されているエリアです。

想像の通り、とにかく色鮮やか。人生で一度はこんな海の中の散歩を楽しんでみたいと思う、まさに海中の楽園が見事に再現されています。

サンゴ礁は造形ですが、再現性が高く驚きます。ここは本当に大阪なのか?そんなことも感じながら、オーストラリアの海に行った気分になれます。


海遊館のクライマックスと言っても過言ではない展示エリア「太平洋」。深さ9m、水量5,400トンの巨大水槽の中で、様々な魚たちの回遊を見ることができます。



水族館の人気者、マンボウやエイ。


この巨大水槽の中で一際存在感を放つのが、ジンベエザメ。とにかく大きい!雄大に泳ぐ姿に生命の力強さ、自然の力強さを感じます。


太平洋の巨大水槽は、6階〜4階と、3階に渡ります。どこの階から見ても違う景色とダイナミックさを楽しめるので、是非各階で見てみてください。

この巨大水槽がどれだけ神秘で癒やされるか。ぜひ動画でもお楽しみください。

瀬戸内海といえば、日本でも温暖かつ穏やかな海として、豊富な栄養が育ち、多様な生命を育む海でもあります。このエリアでは、そこに住まう魚たちはもちろんのこと、たこつぼやガラスの浮き玉などの、「人と海との関わり」も再現されているところがポイントです。




この特設水槽は、他の展示エリアとは少し毛色が違い、日本の四季に沿った、その時々の魚たちを期間限定で見ることができます。
今回は、アオリイカに出会うことができました。

あなたが訪問した際は、どんな生きものたちと出会えるでしょうか。是非ご自身で確認してみてください。


チリの岩礁地帯では、イワシの大量回遊を見ることができます。このイワシ流星群が、私はすごく一押しでぜひ見ていただきたいです 。とにかく、ぐるぐると泳ぐ泳ぐ。

この、視界全体を埋め尽くすイワシ流星群が本当に圧巻です。光の反射でキラキラしているのも本当に流星群みたい。

動画でもぜひ楽しんでください。

クック海峡は、ニュージーランドの北島と南島を隔てる、潮流の速い海峡を再現したエリアです。
イスズミやゴシュウキンメといった色鮮やかな魚たちに出会えます。

私は出会えなかったのですが、ここにはアオウミガメもいますので、ぜひ探してみてください。まれに、アクリルパネルと岩の間に挟まって眠る姿に出会えます。

14 の水槽最後は、最深部 8km の日本海溝です。この展示エリアでは、水深 200m に生息する生きものたちを見ることができます。


光が届かない深海の世界でも、これだけの生きものたちが暮らしている。その事実に驚かされつつも、自然と生命の力強さを感じます。
タカアシガニもすごい迫力です。

8階から4階まで降りてくる形で、14の展示エリアを全て楽しみました。これだけの展示を楽しめるのは充実していますが、結構歩きますし、疲れも出てきます。
14最後の展示、日本海溝を過ぎたこのタイミングでちょうどよく立ち寄れるのが、カフェ R.O.F です。

眺望が良く、メニュも個性的で楽しい!日本海溝の水槽を眺めながらの休憩もできるのでおすすめです。ぜひ休憩してみてください。
Cafe R.O.F について詳しく見る
ここまで、順路に沿った常設展示を巡ってきましたが、これ以外にも様々な企画展示が行われています。

ぎゅぎゅっとキュートは、とにかく可愛い生きものたちを集めた展示。ニモでおなじみのカクレクマノミや、チンアナゴもここにいます。




海月銀河は、フワフワ漂うクラゲの展示。これまでの、色とりどりの世界から一点、モノクロームを基調とした空間演出が行われており、宇宙が表現されています。


環太平洋火山帯には属さないものの、ずっと氷の世界である北極圏の生きものの展示エリアもあります。
ここにはあの愛くるしい表情で大人気の「ワモンアザラシ」がいます。


いのちぐるぐるサンゴ展は、サンゴが主役の特別展示。ここもとても良かったです。可愛いサンゴと魚たちに癒やされます。海遊館スタッフさんたちの愛情を感じる企画展です。





さて、全ての展示を楽しみ、最後はお土産です。
3階にある、2025年12月にリニューアルしたばかりのオフィシャルショップで、お土産を購入しましょう。

ここでは、ぬいぐるみ、バッグ、雑貨からアパレルまで、沢山のお土産を購入できます。









出口から出てきました。
ここまで巡って、かかった時間は1時間40分でした。
バックヤードツアーなどに参加しない場合は、所要時間としては2時間をみておくと計画しやすいと思います。
14の水槽に、様々な企画展。
迫力あり、美しい風景あり、そして癒やしあり。
それだけに留まらず、生命・自然の営みを一貫して感じたり、学べたりできる。
「Ring of Fire, Ring of Life.」
「すべてのものは、つながっている。」
そのコンセプトや展示の見せ方も素晴らしいと感じました。
カフェも水族館ならではの空間や、個性的なメニューが揃っており、ミュージアムショップも、思わず手に取りたくなるものがたくさん。
水族館好き、カップル、ファミリー。誰であっても、誰とであっても、充実した時間を過ごすことができると思います。
大阪、天保山マーケットプレイスにある海遊館へ、ぜひ足を運んでみてください。USJとセットでの訪問もおすすめです。
