熊本城とセットで巡りたい体験型ミュージアム
熊本城のふもとに、体験型ミュージアム「熊本城ミュージアム わくわく座」があります。
VR映像やプロジェクションマッピングなど、遊びながら熊本城の歴史を学べる展示が充実しており、熊本城とセットで訪れる観光客に人気のスポットです。
この記事では、わくわく座の見どころと楽しみ方を紹介します。
熊本城ミュージアム わくわく座

熊本城ミュージアム わくわく座は、熊本城内に位置し、熊本城の歴史と文化を体感できる体験型ミュージアムです。熊本市中央区の桜の馬場 城彩苑内にあり、2011年に開館しました。熊本の歴史と文化に焦点を当て、訪れる人々に楽しく学ぶ機会を提供しています。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 営業時間 | 9:00 〜 17:30(入館は17:00まで) |
| 定休日 | 12月29日 |
| 料金 | 大人(高校生以上): ¥300 / 小・中学生: ¥100 |
| アクセス | 熊本駅から熊本城周遊バス「しろめぐりん」で約23分(大人¥200、小児¥100) |
| 所在地 | 〒860-0008 熊本県熊本市中央区二の丸1-1-1 |
| 電話番号 | 096-288-5600 |
| 公式サイト | https://www.sakuranobaba-johsaien.jp/waku-index/ |
熊本城とセットで!そして熊本城の前に行くのがオススメ
熊本城に行くなら、わくわく座もセットで行くのがオススメです。そしてその場合は、熊本城に行く前にわくわく座へ行きましょう。
理由は以下にあります。
- 事前に熊本城の見どころを知ることができる
- 期待が大きく膨らむ。楽しみながら学べるコンテンツ
- わくわく座と熊本城のセット割がお得
1. 事前に熊本城の見どころを知ることができる
わくわく座の順路の最後にある「熊本城 VR」。
VR は「Virtual Reality(バーチャルリアリティ)」の略で、「仮想現実」とも言われます。いわゆる、CG で作った高精細であたかも現実のような映像のことを指します。
そんな熊本城 VR を、特大のスクリーンでスタッフさんの解説付きで見ることができます。

熊本城 VR の一番の魅力は、スタッフさんが熊本城の見どころについて紹介してくれることです。
これから熊本城に行く私達にとって**「どこに注目しながら巡ったら楽しめるか」**を事前に知ることができます。

例えば、このあと熊本城に向かって歩くことになるであろう南ルートを、徒歩目線で進みながら、見どころを教えてくれます。

CG で作られているので再現性も高い上、映像が高精細で綺麗です。

CG だからこそできたこと
実際に体験して思うことですが、この映像は CG であることが実はとても良いです。
実際にビデオカメラで撮影した映像でこの案内をやってしまうと、正直ネタバレ感が否めないです。これから熊本城を巡って実際に目の当たりにできる風景を、先に映像で見てしまっているのですから。
でも CG ならそういった抵抗はありません。むしろ、絵としてのイメージが残るので、実際に同じ風景を目の当たりにした時には「ここがあの時に言ってたところか」と、感動すら覚えるほどです。
非の打ち所がない、完璧な導線
案内も数分程度で終わるため、わくわく座を楽しんだ最後(ちょうどわくわく座順路の最後にあります)に休憩がてらこの熊本城 VR を見て、見どころをインプットする。
そしてこの劇場のすぐ脇の出口からそのまま熊本城南ルートに向かう。
完璧なほどに導線が出来上がっています。
これが、熊本城とわくわく座はセットで巡り、そして先にわくわく座に行くべき理由の 1 つです。
2. 期待感が高まる!楽しみながら学べるコンテンツ
熊本城ミュージアム わくわく座では、先程紹介した「熊本城 VR」の他にも、熊本城に関する情報の展示や、ゲームで楽しめるクイズなど、エンターテイメント性の高いコンテンツが提供されています。
- 熊本城被災・復旧プロジェクションマッピング
- 熊本城定点ライブカメラ
- 熊本城の被災の映像
- 石垣積み体験
- 歴代有名人対局クイズ
- 西南戦争コーナー
特撮美術の世界を覗き込む
わくわく座の入口には、映画「シン・ゴジラ」「進撃の巨人」「のぼうの城」「男たちの大和」「ゴジラシリーズ」「ウルトラマンシリーズ」など、名だたる作品で特撮美術を手がけてきた三池敏夫氏による**「熊本城宇土櫓ミニチュア」**が展示されています。


非常に精密に作られており、細かい部分まで再現性が高いです。



入口に入って初手からこれほどの展示が登場するのですから、わくわく座の充実ぶりが伺えます。

アーケードゲーム形式で楽しめる展示
わくわく座で印象的なのは、アーケードゲーム形式のコンテンツです。アーケードゲームとは、ゲームセンターに設置されているタイプのゲーム機のことです。ボタンがあったりレバーがあったりする、あの形式ですね。

クイズやゲームを、こうしたアーケードゲームの要領で楽しむことができます。
西南戦争クイズはボタンを押してクイズに回答していく形式

クイズだけでなくゲームもあります。こちらは「炎上する熊本城を救え!!」

レバーとボタンで操作します

他にも、バーチャルな衣装で記念撮影ができたり

歴史上の有名人とクイズで対戦もできます

映像と紙芝居の組み合わせ
どこの資料館にも、文章での解説や映像での解説は当たり前にあるものです。しかしわくわく座の歴史解説はそれを超えてきました。
「映像と紙芝居の組み合わせ」です。

これは西南戦争の解説をしているコーナーですが、わかりますか?映像が写っているディスプレイの手前に、切り絵があります。

実はこれ、据え置きではなく、動きます。しかも、解説のシーンによって入れ替わります。
西南戦争の様子がとても分かりやすいし、見ていて楽しい。
その昔、紙芝居というものがありました。紙芝居は、シーンごとに絵が描かれていて物語が進行しますが、紙芝居の発展形では、描かれた絵に切り絵を配置して、その切り絵が動くようにしたものがあったと思います。
この西南戦争解説はまさにそれで、映像・音声・切り絵が同期して動きます。これには驚きました。きっと誰もが、初めての体験だと思います。わくわく座に行くなら絶対にこのコンテンツには触れてみてください。

熊本城被災・復旧プロジェクションマッピング

このコンテンツは、熊本城の被災の様子、そしてそこから復旧していく様子をプロジェクションマッピングで紹介しているものです。
地震が起きたときに崩れていく石垣の様子を表現したり、

崩れた石垣が復旧していく様子を表現したりしています。

地震によってどれだけの箇所が一気に崩れたのか、ダメージを受けたのかを俯瞰できて、被害の大きさがわかります。
まだまだコンテンツが盛りだくさん
わくわく座のコンテンツはまだまだあって、一度では紹介しきれないほどです。
石垣積み体験


御入国御行列模型(おんにゅうこくおんぎょうれつもけい)
この模型は、熊本藩 11 代藩主 細川慶順 が江戸から帰国し、熊本へ入国する様子を描いた「御入国御行列図』(永青文庫所蔵)をもとに、藩主を乗せた駕篭(かご)を中心に行列の様子を再現したものです。





熊本城に行く前から楽しい
このように、趣向を凝らしたコンテンツが沢山あり、楽しみながら熊本城の歴史について知ることができるのがわくわく座の魅力です。
これらのコンテンツに触れれば、これから巡る熊本城への期待感が高まることは間違いありません。

3. わくわく座と熊本城のセット割がお得
まずは、熊本城とわくわく座それぞれの料金を確認します。
| 熊本城 | わくわく座 | |
|---|---|---|
| 高校生以上 | ¥800 | ¥300 |
| 小・中学生 | ¥300 | ¥100 |
それぞれ個別に料金を払うと、大人なら 1,100 円、子供なら 400 円がかかります。
しかし、わくわく座と熊本城のセット割を購入すれば、以下の料金で 2 つの施設に入れます。
| 熊本城 & わくわく座 セット割 | |
|---|---|
| 高校生以上 | ¥850 |
| 小・中学生 | ¥300 |
大人なら 250 円、子供なら 100 円お得です。見方を変えれば、大人は熊本城料金に + 50 円でわくわく座に入れることになります。子供ならわくわく座は無料のようなものです。
わくわく座の面白さは前述の通りですが、その上これだけお得なのであればセット割で購入しない理由はありません。
最初にわくわく座に行き、券売機でセット割のチケットを購入しましょう。

熊本城巡りが何倍も楽しくなる。それが「わくわく座」

「わくわく座」は「湧々座」とも記載されます。その名の通り、気持ちが高ぶる、ワクワクするコンテンツがあるとも取れますが、一方で「これから向かう熊本城への期待が膨らみワクワクする」「熊本城巡りの視点が増えることで熊本城をより楽しめる」という意味合いでも合致する名前といえます。
わくわく座は、熊本城の歴史と文化を楽しみながら学ぶことができる、充実した内容のミュージアムです。熊本城を訪れる際には、ぜひ足を運んでみてください。そして、その場合は、熊本城にいく前にわくわく座に立ち寄りましょう。
