- 絶対に失敗しない横田基地日米友好祭攻略法!来場30万人の大人気イベントを楽しむための全知識
- 横田基地日米友好祭2024完全ガイド。30万人が訪れる人気イベントの攻略法を伝授。入場までの待ち時間対策や持ち物、おすすめの見どころまで、3年連続来場者が徹底解説します。
横田基地 日米友好祭(フレンドシップフェスティバル)2022 の現地レポートです。この記事では、当日の展示などを詳細に紹介します。
なお、日米友好祭は年 2 日間で約 30 万人が訪れる人気のイベントです。見どころや攻略法・注意点については以下の記事で紹介しています。
日米友好祭の見どころ・攻略法・注意点について詳しく見る
奇跡!エアフォース・ワン飛来!!
この日、横田基地にバイデン大統領が乗ったエアフォース・ワンが着陸しました。もちろん、会場に事前通知は無かったため会場がどよめきました。
横田基地へ入場
身分証提示と荷物チェックを受けていざ、横田基地内へ入ります。
基地だけあってとても広いですね。
航空自衛隊イベント&展示
メイン会場の手前では、航空自衛隊の展示や体験型イベントが開催されていました。
地対空誘導弾ペトリオット(PAC-3)がこんなに近くで拝見できるなんて、まだメイン会場に入っていないのに最高のイベントだと確信しました。
全てが規格外のサイズ!メイン会場
さて、メインエリアですが、とてつもなく広いです。
どこまでも続くコンクリートの床と言う名のメイン会場。
こちらは格納庫ステージ。
全てが規格外の大きさで、そのダイナミックさに圧倒されます。
格納庫ステージでは、バンド演奏などが催されていました。
この規模だけでも、音楽フェスに来たような気分です。
そしてこちらは屋外ステージ。こちらでもバンド演奏が行われていました。
青空のもとのロックは盛り上がりますね。オーディエンスも終始盛り上がっていました。
展示航空機
ここからは展示されていた航空機などをどんどん紹介していきます。
アメリカ軍機
まずは、アメリカ軍の航空機からです。
C-130J 輸送機
C-130J スーパーハーキュリーズは、アメリカ軍の主力戦術輸送機です。ロッキード・マーティン社製で、1996年から運用が開始されました。最大92名の兵員か19トンの貨物を輸送可能で、短い滑走路や整備されていない滑走路でも離着陸できる高い機動性が特徴です。デジタル化された操縦系統と改良型プロペラエンジンにより、従来型のC-130と比べて高性能化が図られています。
CV-22 オスプレイ
CV-22オスプレイは、米空軍特殊作戦軍が運用する特殊作戦用のティルトローター航空機です。通常の航空機のように高速巡航でき、かつヘリコプターのように垂直離着陸が可能な特徴を持ちます。最大24名の特殊部隊員を輸送でき、夜間や悪天候下での作戦遂行能力を備えています。2006年から実戦配備が開始されました。
オスプレイの後部には、GAU 21 重機関銃が設置されていました。間近で見るとすごい存在感です。
UH-1N HUEY(ヒューイ)
UH-1Nヒューイは、双発エンジンを搭載した多用途ヘリコプターで、アメリカ軍が運用。部隊輸送、救助、医療搬送、偵察など多様な任務に対応。信頼性と操作性の高さで長年活躍する実績ある機体です。
C-12 汎用軽輸送機
C-12は、ビーチクラフト社のキングエアを基にした多用途軍用機で、人員輸送や貨物輸送、偵察、連絡任務に活躍します。優れた信頼性と航続距離が特徴の軽飛行機です。
F-15C EAGLE(イーグル)
F-15Cイーグルは、アメリカ空軍の制空戦闘機で、高い機動性と強力なレーダーを備えています。優れた航続距離と高度な戦闘能力を持つ第四世代戦闘機として、空対空戦闘での絶対的な優位性を誇ります。マッハ2.5以上の速度性能と、強力なレーダー、8発の空対空ミサイルを搭載可能で、湾岸戦争では104機の敵機を撃墜する戦果を上げました。
敵機の迎撃や空中優勢確保を目的とし、数々の実績を持つ信頼性の高い航空機です。
ただただかっこいいですね。
RQ-4 GLOBAL HAWK(グローバルホーク)
RQ-4グローバルホークは、アメリカ空軍の高高度長時間滞空無人偵察機で、広範囲の監視や情報収集を担います。優れた航続距離と高度性能を持ち、リアルタイムで精密なデータ提供が可能です。
グローバルホークは高高度(約20km)からの長時間(30時間以上)の監視任務が可能で、高性能なセンサーを搭載し、昼夜を問わず広域の情報収集が可能です。地上のナンバープレートが判読できるほどの高解像度画像を撮影できます。データはリアルタイムで地上に送信され、気象観測や災害監視にも活用されています。
MH-60R SEAHAWK(シーホーク)
MH-60R シーホークは多用途ヘリコプターで、対潜戦、対水上戦、捜索救助、輸送任務に対応。最新のセンサーや武装を搭載し、洋上での作戦能力が高い高性能機です。
シーホークは潜水艦の探知・追跡、水上艦艇への攻撃、捜索救難などの多目的任務に使用されています。最新のレーダー、ソナー、赤外線センサーを搭載し、魚雷やミサイルなどの対潜・対艦武装も可能です。全天候型で夜間作戦能力も備え、艦隊防衛の重要な戦力となっています。
C-5M GALAXY(スーパーギャラクシー)
C-5Mギャラクシーは、アメリカ空軍が運用する世界最大級の戦略輸送機で、大量の貨物や車両を長距離輸送可能。最新のエンジンやアビオニクスを搭載し、高い信頼性と効率性を備えています。
最大積載量約127トンを誇り、戦車や大型ヘリコプターなどの大型装備品を輸送可能な米軍最大の輸送機です。
とにかく大きいですね。世界最大級はすごいです。
C-5M GALAXY の中にも入れました。
航空自衛隊機
次に、航空自衛隊の航空機です。
UH-60J BLACK HAWK(ブラックホーク)
UH-60Jは、航空自衛隊が使用する救難ヘリコプターで、ブラックホークの派生型です。悪天候でも運航可能な能力を持ち、人命救助や災害対応に活躍しています。
米シコルスキー社のUH-60をベースに、夜間や荒天時の救助活動に対応できるよう、赤外線暗視装置や気象レーダーなどを装備しています。1991年から2022年まで運用され、後継機のUH-60Jアップグレード型に置き換えられています。
OH-1 NINJA(ニンジャ)
OH-1は、日本独自開発の偵察ヘリコプターで、「ニンジャ」の愛称を持ちます。高い機動性と低赤外線放出を特徴とし、敵部隊の情報収集や監視任務を担います。
ニンジャは対戦車ヘリ AH-1S と連携して戦場の偵察任務を担当します。特徴的な前方視認性の良い操縦席と、タンデム式 2 枚ロータを採用しています。川崎重工業が開発を手がけました。
CH-47J CHINOOK(チヌーク)
CH-47Jは、航空自衛隊が運用する大型輸送ヘリコプターで、チヌークの日本仕様です。重機や兵員の輸送、災害救援物資の運搬など多用途で活躍しています。
ちなみにこのチヌークは入間基地からやってきていました。
F-35A Lightning II(ライトニング Ⅱ)
F-35Aは、航空自衛隊が運用する最新鋭のステルス戦闘機です。高いステルス性能と情報収集能力を持ち、多機能で敵防空網突破や空対空戦闘に活躍します。
ライトニング Ⅱ は高度なステルス性能とセンサー統合能力を持ち、対空・対地両方の任務に対応可能です。ロッキード・マーティン社製で、2019年から三沢基地を拠点に運用を開始していま
C-130H HERCULES(ハーキュリーズ)
C-130Hは、航空自衛隊が運用する戦術輸送機で、ヘラクレスの愛称を持ちます。兵員や物資の輸送、災害支援、救援活動など多岐にわたり活躍しています。
KAWASAKI C-1
Kawasaki C-1は、日本が独自開発した短距離戦術輸送機です。短滑走での離着陸が可能で、物資や兵員輸送、災害支援に特化して活躍しています。
F-2
F-2 は、日本(三菱重工業)がアメリカ(ロッキード・マーティン社)と共同開発した多用途戦闘機です。対艦攻撃や空対空戦闘に優れ、高度な電子装備と国産技術を活用した機動性が特徴です。
F-16 をベースに大型化し、日本独自の電子機器やレーダーを搭載しています。対艦・対地攻撃能力に優れ、1990年代末から航空自衛隊で運用されています。
T-4
T-4は、日本が開発した中等練習機で、航空自衛隊のパイロット訓練やブルーインパルスの展示飛行に使用されています。高い運動性能と信頼性が特徴です。
こちらが通常の T-4
そしてこちらがブルーインパルス仕様の T-4 です。
(LAV) LIGHT ARMORED VEHICLE
LAV(軽装甲機動車)は、航空自衛隊が使用する軽装甲車両で、偵察や防衛、輸送任務に適しています。高い機動力と防護性能を兼ね備えています。
指揮・偵察・警戒などの任務に使用される4輪駆動の装甲車両で、機動力が高く、優れた防護性能を持ちます。最大7名の人員を乗せることができ、12.7mm機関銃を搭載可能です。
(16MCV) MANEUVER COMBAT VEHICLE(16 式機動戦闘車)
16MCV(機動戦闘車)は、航空自衛隊や陸上自衛隊が使用する高速・機動性を重視した装輪式戦闘車両です。105mm砲を搭載し、対戦車戦闘や火力支援に活躍します。
戦車に比べて軽量で機動性が高く、離島防衛や各種緊急展開任務に適しています。三菱重工業が開発を担当しました。
NBC 偵察車
NBC偵察車は、核(Nuclear)、生物(Biological)、化学(Chemical)兵器に対応する偵察車両です。汚染状況の迅速な検知・分析を行い、災害や特殊任務で重要な役割を果たします。
NBC偵察車は核・生物・化学兵器による汚染地域の偵察に使用される特殊車両です。指揮所との通信機能や、各種検知器、情報処理装置を搭載し、乗員を防護しながら汚染物質の調査・収集を行うことができます。防護性能の高い密閉式車体構造を持ちます。
日米友好祭で体感する横田基地の迫力と重要性
横田基地日米友好祭2022は、エアフォース・ワンの着陸という貴重な瞬間に立ち会えただけでなく、日米の最新鋭航空機や装備に間近で触れられる特別な機会となりました。F-35AやCV-22オスプレイ、C-5Mギャラクシーなど、普段は目にすることのできない航空機の数々。それらが織りなす壮大なスケール感は、横田基地が担う日米同盟の重要性を強く印象付けます。
年2日限定、約30万人が訪れるこの一大イベントは、航空機マニアはもちろん、家族連れでも楽しめる貴重な基地開放イベント。迫力の航空機展示、ステージイベント、そして基地内グルメまで。横田基地日米友好祭は、首都圏近郊で体験できる最高の航空ショーといえます。
以上、横田基地からお送りいたしました。