ランチも飲みも超激安!阪神梅田本店B1『スナックパーク』徹底紹介|百貨店が仕掛ける本気の大阪グルメと50年の軌跡

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ランチも飲みも超激安!阪神梅田本店B1『スナックパーク』徹底紹介|百貨店が仕掛ける本気の大阪グルメと50年の軌跡

早い・安い・旨い!梅田の地下に阪神百貨店が仕掛ける激安大阪ローカルフードの楽園

「百貨店のグルメ」と聞けば、上品なレストランや少し贅沢なランチ・ディナーを思い浮かべる人が多いでしょう。

しかし、阪神梅田本店の地下1階には、そんな常識を根底から覆すフードゾーンがあります。

名物いか焼きをはじめ、ラーメンや天丼、粉もんなど大阪ローカルフードが1000円以内で楽しめる。それが『スナックパーク』。

百貨店の“本気の激安グルメ”として、50年以上にわたり地元の人々に愛されてきたこの空間は、まさに**「庶民の味を守る阪神」**の象徴です。

本記事では、スナックパークの魅力や店舗情報、そしてお得なサク呑みセットまでを徹底紹介していきます。

スナックパーク

阪神梅田本店地下1階スナックパークの入口。白いロゴ看板の下に多くの人が集まり賑わう様子

スナックパークは、阪神百貨店梅田本店の地下1階にあるフードエリアです。大阪ローカルフードを安価で提供し続ける人気のグルメスポットとして1978年に誕生して以来、手軽さと味の確かさで地元の人々にも長年親しまれています。

スナックパーク 基本情報
営業時間10:00 〜 22:00(店舗により異なる)
定休日阪神百貨店梅田本店の休業日に準ずる
アクセス阪神「大阪梅田駅」直結、JR「大阪駅」・大阪メトロ「梅田駅」から徒歩約2分
所在地大阪府大阪市北区梅田1-13-13 阪神百貨店梅田本店 地下1階
公式サイト阪神梅田本店 スナックパーク公式ページ

大阪ローカルフードが勢ぞろい!多彩な味を楽しめるスナックパークの魅力

スナックパークには、大阪ならではのローカルフードが一堂に揃います。

スナックパーク内に掲示された各店舗のメニュー看板。海鮮丼やラーメンなど多彩な料理写真が並ぶ

名物の「阪神名物いか焼き」をはじめ、ラーメンや天丼、お好み焼き、海鮮丼、寿司など、ジャンルは実に多彩。どの店も手軽に味わえる価格ながら、専門店が腕を振るう本格派の味が並びます。

スナックパーク内のたまご丸前。オムライスを求めて並ぶ来店客の姿 スナックパーク内の通路。飲食を楽しむ人々で賑わう様子 焼肉丼の味処くらやの店舗外観。明るい木目調のカウンターとメニュー写真が目を引く 寿司店魚がし日本一のカウンター。職人がその場で寿司を握る様子が見える

スナックパークのもう一つの特徴が、スタンディングスタイルであること。省スペースで回転率も良いため、多くの人が利用できます。地元民の間では、さっとランチや夕食を済ませたい場合や、軽く飲みたい場合などに重宝されています。

スナックパーク中央の飲食エリア。多くの利用客が立ち食いを楽しんでいる スナックパークの壁面に描かれた大阪名物のイラスト。明るくポップな雰囲気の立ち食いエリア スナックパーク内の通路。列を作って待つ人々と活気ある店舗の様子

熱々のたこ焼き、香ばしく焼き上げたスパゲッティ、揚げたての天ぷら。どの店舗も注文のたびにできたてを提供。

梅田駅直結という立地で、まるで“ミニ大阪グルメ博覧会”のように、食の都・大阪の魅力を一度に楽しめます。

スナックパークの天ぷらの山店舗前。揚げたての天丼を提供するカウンターに客が並ぶ

コスパ抜群の名店揃い!1000円以下で大阪の味に出会える

スナックパークの魅力は、なんといってもその“安さ”と“味の確かさ”。ほとんどのメニューが1000円以下と手頃ながら、どの店舗も素材や調理に一切の妥協がありません。

焼肉丼、ラーメン、天丼、寿司、粉もんと、ラインナップはまさに大阪グルメの縮図。老舗の味から話題の人気店までが並び、百貨店の地下とは思えない活気に満ちています。

スナックパークの飲食エリア。複数の店舗が並び多くの客が行き交う様子 スナックパーク中央の立ち食いカウンター。利用客で賑わう食事風景

昼はさっと食べられるランチスポットとして、夕方以降は軽く一杯楽しむ食堂としても人気。安くておいしい“大阪の味”を求めて、多くの人が足を運びます。

スナックパーク 店舗一覧
店名ジャンル特色・コンセプト
味処くらや焼肉丼・定食焼肉店プロデュースのカルビ丼が看板。牛・豚カルビ丼やローストビーフ丼、韓国冷麺、定食まで幅広く展開。
うまかラーメンラーメン長年スナックパークで親しまれてきた名物店。しょうゆ390円をはじめ、懐かしい味を手頃に楽しめる。
えきそばそば姫路駅名物「まねきのえきそば」の直営店。和風だしに中華麺を合わせた独自の味をそのまま楽しめる。
ローマ軒焼きスパゲッティ茹でた太麺を焼き上げる"焼きスパ"の専門店。大阪ナポリタンなどモチモチ食感が魅力。
海鮮丼の駅前海鮮丼多彩な魚介を楽しめる海鮮丼専門。鉄火・サーモンから海鮮ユッケ丼まで幅広く用意。
カドヤ食堂ラーメン大阪の名店による中華そば。薩摩茶豚チャーシューと北海道小麦100%の麺が特徴。
元祖ちょぼ焼き本舗ちょぼ焼き希少な"ちょぼ焼き"専門店。阪神で30数年続く名物を現代のスタイルで提供。
お好み焼 おフクさんお好み焼・焼きそばお好み焼・焼そば・一銭焼を手頃に楽しめる粉もん店。香ばしいソースの香りが食欲をそそる。
魚がし日本一寿司板前との対面で握る立ち喰いスタイル。江戸前寿司の雰囲気を梅田で気軽に。
たまご丸オムライス・カレーライス昔ながらのオムライス&カレーの専門店。トマト/デミ/ホワイトなどソースを選べる。
天ぷらの山天丼箕面市に本店を構える、揚げたての天ぷらを提供する人気店。サクサク食感と甘辛だれの天丼が名物。
中央市場 藤味うどん大阪中央卸売市場に本店を置く、古くから地元に愛される味のうどん店。出汁の効いた名物カレーうどんが看板。
阪神名物いか焼きいか焼き昭和32年から続く阪神の名物。定番のいか焼きや「デラバン」などが人気。
たこ食堂 ふじたま明石焼き・たこ焼き明石焼きとたこ焼きを両方提供。ふんわりした生地に出汁香る明石焼き、ソースたっぷりのたこ焼きが味わえる専門店。

午後3時から乾杯!スナックパーク名物「サク呑みセット」

サク呑みセットを紹介するメニュー掲示。各店舗のドリンクとおつまみセット内容が写真付きで並ぶ

スナックパークでは、15:00から「サク呑みセット」が登場します。各店舗が提供するドリンク1杯とおつまみのセットが、なんと600円というお得さ。仕事帰りの一杯や買い物の合間など、気軽に立ち寄って楽しめる“梅田のちょい飲みスポット”として人気を集めています。

スナックパークの壁面イラスト前を歩く人々。明るい雰囲気の立ち飲みエリア

セット内容は店舗ごとに異なり、焼肉や天ぷら、寿司、ラーメンなど、それぞれの個性が光る一品が並びます。どのセットも少量ながら満足感があり、はしご酒を楽しむのがおすすめです。友人と複数店舗のサク呑みセットを購入し合って、おつまみをシェアするのという楽しみ方もできます。

サク呑みセット 一覧
店名セット内容価格
味処くらやチヂミ4枚+生ビールまたはチューハイ¥600
えきそば焼きえきそば+ビール¥600
ローマ軒タコさんウィンナー・えびせん+生ビール¥600
海鮮丼の駅前刺身二種盛+生ビール・日本酒・レモンサワーから1杯¥600
カドヤ食堂チャーシュー・ザーサイ・メンマ+生ビール¥600
元祖ちょぼ焼き本舗レギュラーちょぼ2枚+ハイボール¥600
お好み焼 おフクさん一銭焼+生ビールまたはハイボール¥600
魚がし日本一にぎり3貫+ハイボールまたはサワー¥600
たまご丸ねぎと紅生姜のオムレツ・ピリ辛こんにゃく煮・筑前煮+生ビール¥600
天ぷらの山海老2本・白身魚+ビール¥600
中央市場 藤味肉豆腐+生ビール・ハイボール・チューハイから1杯¥600

どのセットも少しずつ“つまみ”を楽しめるよう工夫されており、立ち飲みの気軽さと専門店の味が両立。昼飲みはもちろん、夜の0次会として立ち寄るのにもぴったりです。

夜は22:00まで営業していますので、サク呑みセットではしご酒をしつつ、ラーメンやそば、海鮮丼などを締めに味わうといった楽しみ方もおすすめです。

1000円で酔えるコストパフォーマンスの高い酒場を日本では「せんべろ」と表現しますが、まさにその言葉の通りに楽しめるグルメスポットとなっています。

庶民の味を守り続ける、阪神梅田本店のもう一つの顔

スナックパークは、華やかな百貨店の中で異彩を放つ存在です。高級感や格式よりも、“誰もが気軽に楽しめる美味しさ”を大切にしてきました。その姿勢は1978年の誕生当初から変わらず、半世紀近い時を経てもなお、多くの人々に親しまれ続けています。

スナックパークの通路。多くの来店客が立ち食いや買い物を楽しむ様子

「百貨店=高級」という常識にとらわれず、あえて庶民的な価格帯と立ち食いスタイルを貫くことで、阪神梅田本店ならではの「唯一無二」の個性が輝きます。そこには、“大阪の食文化を日常の中で守りたい”という思いが息づいています。

阪神梅田本店スナックパークの入口。白いロゴ看板の下に人々が集まる

スナックパークには今日も多くの人が肩を寄せ合い、思い思いの時間を過ごします。スペースを譲り合うことで、ちょっとした会話が生まれ、大阪ならではの「人の温かさ」にも触れることができるでしょう。

スナックパーク中央の立ち食いカウンター。混雑する店内で食事を楽しむ人々

旅行者にとっては大阪グルメを楽しむスポットとして、地元の人にとっては昔から変わらない日常の味として。

世代や立場を超えて愛される「庶民の味の原点」を体感しに、ぜひ足を運んでみてください。

阪神梅田本店の地上入口。スナックパークへの案内看板と多くの来店客が写る
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