
- 鹿児島空港・中央駅から城山展望台への行き方ガイド|カゴシマシティビューで楽々アクセス!
- 鹿児島の人気観光地「城山展望台」への行き方を詳しく解説。鹿児島空港や鹿児島中央駅からのアクセス方法を写真付きで紹介します。観光バス「カゴシマシティビュー」を使えば、初めてでも迷わず楽々アクセスできます。
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鹿児島市を象徴する風景といえば、桜島と市街地を一望できる「城山展望台」。
市内中心部からアクセスしやすく、観光客にも地元の人にも愛される人気の展望スポットです。
本記事では、城山展望台から見える雄大な桜島の景色や、夕暮れの美しい時間帯、周辺の茶屋やお土産店の魅力まで、訪れる前に知っておきたい見どころを詳しく紹介します。
城山展望台は、鹿児島市街地の中心部にある標高 107m の城山につくられた城山公園にある展望台です。雄大な桜島を目前に、そして鹿児島市街地を眼下に見渡すことのできる絶景スポットとして、鹿児島観光の定番スポットとなっています。
名称 | 城山公園展望台(しろやまこうえん てんぼうだい) |
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所在地 | 〒892-0853 鹿児島県鹿児島市城山町22-13 |
アクセス | 鹿児島市中心部から車で約10分。 「カゴシマシティビュー」バス利用の場合は「城山公園展望台」停留所で下車すぐ。 |
駐車場 | 無料駐車場あり(乗用車37台・大型バス8台) |
所要時間 | 25 〜 30 分(駐車場から展望台までの徒歩往復込み) |
公式サイト | https://www.kagoshima-yokanavi.jp/spot/10002 |
展望台からは、雄大な桜島と鹿児島市街地の街並みを一望できます。まさに鹿児島らしい風景が目の前に広がり、訪れる人々を魅了します。
晴れた日には錦江湾の向こうまで見渡せ、桜島の稜線と市街の建物が織りなすコントラストが印象的です。風が抜ける展望スペースは開放感にあふれ、鹿児島の雄大さを肌で感じられます。
昼間の明るい時間帯に眺める桜島は、その力強さと美しさで多くの人の心を惹きつけます。訪れた人々が思わずシャッターを切る絶景スポットです。
昼間の力強い桜島とはまた違い、夕方から夜にかけての展望台はしっとりとした美しさに包まれます。
日が沈むにつれて桜島の稜線がオレンジ色に染まり、空と海の境界がゆっくりと溶け合っていきます。
街に明かりが灯るころ、展望台からは夜景と桜島のシルエットが共演する幻想的な光景が広がります。
静かな夜の空気の中、遠くで聞こえる波音や風の音が、旅の余韻をいっそう深めてくれます。
昼から夜へと移ろう時間の中で、桜島はまるで生きているかのように姿を変え、その度に新しい感動を与えてくれます。
車以外ではなかなかアクセスが難しい時間帯ではありますが、その美しさは一見の価値があります。
展望台周辺には、散策の合間に立ち寄れる茶屋や土産店が並びます。
「城山茶屋」では、鹿児島の伝統工芸品やご当地スイーツ、アイスクリームなどが販売されています。店の前には西郷隆盛の顔出しパネルが設置され、記念撮影を楽しむ人の姿も見られます。
駐車場隣の土産エリアには、さつまつげや長寿箸、焼酎など、鹿児島らしい特産品がずらり。どれを選ぶか迷うほどの品揃えです。
城山は、鹿児島市街地に突き出すようにそびえる標高107メートルの丘です。姶良カルデラの外縁部にあたり、地層は火山灰が固まったシラスでできています。
その高台からは、桜島、錦江湾、霧島連山まで見渡せることから、古くから見張りや防衛の地として重視されてきました。
中世には上山氏が山城を築き、のちに島津氏の時代には守備拠点として利用。現在も「ドン広場」と呼ばれる西南戦争薩軍本営跡周辺には、当時の土塁や空濠跡が残り、往時の面影を伝えています。
そんな城山は、西南戦争の激戦地としても知られます。1877年、西郷隆盛をはじめとする薩軍がこの地で最期を迎えたとされ、今も多くの人がその歴史に思いを寄せています。
城山展望台へは、車・バス・徒歩いずれの方法でもアクセス可能です。
車の場合は、城山公園駐車場(無料)を利用できます。乗用車37台・大型バス8台が停められる広さがあり、観光シーズンでも比較的安心です。
公共交通を利用する場合は、観光バス「カゴシマシティビュー」の「城山公園展望台」停留所で下車すぐ。徒歩でもアクセスできますが、市街地からは登り坂になるため、体力に応じて選ぶとよいでしょう。
バスで城山展望台に行く方法について詳しく見る
徒歩で城山展望台に行く方法について詳しく見る
城山展望台は、桜島と鹿児島市街を同時に望める数少ない展望スポットです。
アクセスの良さや周辺施設の充実も魅力で、初めて鹿児島を訪れる人にもぴったりの観光地です。
鹿児島の自然と歴史、そして街の風景がひとつに溶け合う場所。城山展望台へ、ぜひ足を運んでみてください。