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「東京スカイツリーって、どんなところなんだろう?」
初めて訪れる前は、誰しもそんな小さな疑問と期待を胸に抱きます。テレビや動画、写真では見たことがあっても、実際にその足元に立ち、空へと伸びる姿を見上げた瞬間、きっとその想像は一瞬で塗り替えられるはずです。
東京スカイツリーは、展望台から広がる圧巻の景色、空を歩くような特別な体験、時間帯ごとに表情を変える東京の街並み、そして夜空に浮かぶ幻想的なライトアップ、そのすべてが、訪れた人に“特別な東京”を見せてくれます。
この記事では、そんな東京スカイツリーの見どころを余すところなくご紹介していきます。これから足を運ぼうとしているあなたに、少しでも心が高鳴るような情報と、スカイツリーの姿をお届けできれば幸いです。
東京スカイツリーは、東京都墨田区押上に位置する日本一高い電波塔です。2012 年に開業。地上350mと450m、2つの高さに設けられた展望デッキをメインとして、東京の街を一望できる人気の観光スポットです。
スカイツリーの展望デッキは、地上 350m に広がる 3 階構造の展望施設です。フロア340・345・350のそれぞれに異なる景観や楽しみ方があり、どこに立っても東京の街並みを一望できる圧巻のパノラマが広がります。
地上 350m から観る東京の町並み。都市群と住宅地がとても小さく写ります。まるでミニチュアの世界を眺めているようです。この景色は、スカイツリーからでしか味わえない光景です。
天気の良い日には、東京タワーはもちろん、富士山や東京湾まで見渡せることも。季節や時間帯によって風景の表情が変わるのも、展望デッキならではの魅力です。
フロア340に設けられた「ガラス床」は、床が透明なガラスになっており、真下にある地上を見下ろすことができます。まるで空中に浮かんでいるかのような、このまますっと下に落ちてしまいそうな、不思議な感覚で見下ろせるスリル満点の体験です。
眼下には 350m 下にある地面が。あなたはこの床の上に立てますか?ぜひチャレンジしてみてください。
天気の良い日には、時間帯によってスカイツリーの巨大な影が出現します。冬の朝などには、1.5km ほどになることもあるそう。太陽が最も高く上る正午に影が最も短くなりますが、ぐんと延びるスカイツリーの影を見られたらラッキー。是非見つけてみてください。
下の写真は、5月の 8:30 頃に取ったスカイツリーの影。墨田公園まで延びるこの巨大な影は、約 650m くらいの長さになります。タワーの高さとほぼ同じですね。
展望デッキの更に上、地上 450m には天望回廊があります。天望回廊はスカイツリー最上部に設けられた展望施設で、専用のエレベーターで向かいます。
フロアはスロープ状に設計されており、ゆるやかに上昇しながら外の景色を楽しめる構造になっています。このスロープを歩く感覚は、まさに空中を散歩しているような非日常の体験です。
展望デッキからさらに 100m 高いところにあるため、町並みのミニチュア感も一層増します。これは本当に不思議な感覚。スカイツリーでしかできない体験です。
最上部には「ソラカラポイント」と呼ばれるスカイツリー最高到達点があり、そこからは東京の街並みを大パノラマで見渡せます。天候に恵まれれば、遠くの山並みまで見通すこともできます。ほら、富士山も良く見えます。
天望回廊への入場は展望デッキからの追加料金が必要ですが、スカイツリーの最上階からでしか眺められない特別な眺望は、それだけの価値がある場所ですので、是非セットで訪れることをおすすめします。
展望台のフロアには、地上340mと350mそれぞれにカフェが設けられています。
眼下に広がる絶景を眺めながら、スイーツやドリンクでひと息つける贅沢な空間。ここでは、2 つのフロアごとに異なる雰囲気と楽しみ方を味わうことができます。
フロア 340(展望デッキ 1 階)にある SKYTREE CAFE 340 は、大きな窓に面したカウンター席が並ぶカフェです。実は私が最もおすすめしたい、落ち着いて絶景を楽しめる穴場的な存在でもあります。
席に座ると目の前に広がるのは、地上340mからのパノラマビュー。コーヒーを片手に、ゆったりと東京の街並みを眺める贅沢な時間を楽しめます。
提供されるメニューは、ドリンクやスイーツ、軽食など。季節限定のオリジナルスイーツが登場することもあり、展望の合間のひと休みにぴったりです。
私のおすすめは、スカイツリーラテ。スカイツリーのラテプリントが可愛くて、写真映えもする一杯です。
ちなみにテーブル席もありますので、ファミリーでの休憩にも使えますよ。
ラテの優しいクリーミーさにほっこりしながら、ゆっくり絶景を眺める。贅沢な時間です。スカイツリーの展望台にきたら是非立ち寄りたいカフェです。
SKYTREE CAFE 350 は、フロア 350(展望デッキ 3 階)にあるスタンディングスタイルのカフェです。ここは日本で最も高層階にあるカフェ。カウンターテーブルからは、目の前に広がる地上 350m の景色を眺めながら、ドリンクやスイーツを楽しむことができます。
このカフェでおすすめなのが「スカイソフト」。ふんわりと優しい甘さのソフトクリームは、可愛らしい見た目で写真映えもすると人気のメニューです。
展望デッキは 3 階層あるため、歩き疲れたら日本一の高層階にあるカフェでひと息。甘いものやドリンクをいただきながら、なおも目の前には絶景。そんな贅沢な時間が、スカイツリーでの滞在をもう一段充実させてくれます。
スカイツリーの展望デッキや天望回廊から眺める夜景は、昼間とはまったく違う趣があります。東京の街に無数の灯りが灯り、ビルや道路の光が織りなす風景は美しさの極み。地上350m・450mという高さからだからこそ見える、スケール感あふれる光景が広がります。
東京タワーやレインボーブリッジ、東京湾などの名所も一望できます。東京の都市夜景をこれだけのスケールで味わえる場所は、スカイツリー以外にはどこにもありません。
静かな空間の中で、きらめく東京の夜を見下ろすひとときは、まさに“非日常”の体験。大切な人との時間や、自分自身のリセットタイムにもおすすめです。
もしあなたが夜に東京スカイツリーの周辺に滞在するのであれば、ライトアップは絶対見てほしいオススメの楽しみ方です。あの巨大なタワーが柔らかく輝き、夜の東京を彩る幻想的な演出は、感動すること間違いなしです。
通常時は「粋(いき)」「雅(みやび)」「幟(のぼり)」という3種類のライティングが日替わりで点灯され、それぞれに江戸文化や自然、伝統を表現したテーマが込められています。
「粋(いき)」は、隅田川の水をイメージした淡いブルーのライティング。江戸っ子の粋な心意気や、涼やかで清らかな東京の夜を表現しています。直線的でシャープな光のラインが、スカイツリーの構造美を際立たせ、都会の夜景にすっきりと溶け込むスタイルです。
「雅(みやび)」は、江戸の伝統文化に根ざした気品を表現する紫を基調としたライティングです。日本古来の色彩感覚を現代的に再構成したような落ち着きと華やかさが同居し、上品で優雅な印象を与えてくれます。
「幟(のぼり)」は、祭りで掲げられる幟旗をモチーフにした、にぎやかで力強いライティング。白とオレンジを基調とし、躍動感ある配色がスカイツリーをエネルギッシュに彩ります。日本の伝統行事や地域文化の力強さを象徴しており、どこか懐かしさを感じさせる親しみやすさが魅力です。
季節やイベントに合わせて登場する期間限定の特別ライティングも見逃せません。七夕やクリスマスなどの行事や、アニメやアーティストなどとのコラボイベントなど、一年中様々な特別ライティングで東京の夜空を演出しています。
ライトアップの点灯は夕暮れから24:00までです。撮影スポットとしては、隅田川沿いの十間橋や隅田公園がおすすめです。
十間橋(じゅっけんばし)からは隅田川の先にスカイツリーを撮影することができて、障害物もないほか、水面に映るスカイツリーの姿もまた、美しい一枚になります。
隅田公園からは、桜や隅田川、そして周囲のビルやマンションの明りなどと併せてスカイツリーのライトアップを楽しむことができます。
スカイツリーの展望施設のチケットは、「展望デッキのみ」または「展望デッキ+天望回廊セット」の2種類から選べます。初めての方や高い場所が苦手な方は展望デッキのみでも十分楽しめますが、空中散歩のような天望回廊も体験したいならセット券がおすすめです。
券種・対象 | 平日 | 休日 | |
---|---|---|---|
東京スカイツリー 天望デッキと天望回廊セット券 | 大人(18歳以上) | ¥3,100 | ¥3,400 |
高校生・中学生(12-17歳) | ¥2,150 | ¥2,350 | |
小学生(6-11歳) | ¥1,300 | ¥1,400 | |
東京スカイツリー 天望デッキのみ | 大人(18歳以上) | ¥2,100 | ¥2,300 |
高校生・中学生(12-17歳) | ¥1,400 | ¥1,500 | |
小学生(6-11歳) | ¥850 | ¥900 |
券種・対象 | 平日 | 休日 | |
---|---|---|---|
東京スカイツリー 天望デッキと天望回廊セット券 | 大人(18歳以上) | ¥3,500 | ¥3,800 |
高校生・中学生(12-17歳) | ¥2,350 | ¥2,550 | |
小学生(6-11歳) | ¥1,450 | ¥1,550 | |
東京スカイツリー 天望デッキのみ | 大人(18歳以上) | ¥2,400 | ¥2,600 |
高校生・中学生(12-17歳) | ¥1,550 | ¥1,650 | |
小学生(6-11歳) | ¥950 | ¥1,000 |
前売り券は当日券に比べて最大 400 円お得になっています。当日券は購入のために列に並ぶ必要がある他、混雑時は当日券の販売が停止になる場合もありますので、確実にスカイツリーの展望台へ行くのならば前売り券で購入することをおすすめします。
なお、東京スカイツリーと一緒に、同じく東京スカイツリータウン内にあるすみだ水族館やプラネタリウム天空にいくのであれば、東京スカイツリーが販売しているセット券「スカイツリーエンジョイパック」もオススメです。
セット券を購入すると、東京スカイツリー展望台の入場チケットと、各施設の入場チケットが割引で同時購入利用できるためとてもお得です。他にも、浅草での着物レンタルや和菓子作り・抹茶体験、瓦割り体験、東京観光バスや空港までのバスとのセット券など、多彩なプランがあります。以下の記事で詳しく紹介していますので見てみてください。
スカイツリーエンジョイパックについて詳しく見る
(スカイツリーエンジョイパックはキャンセル・変更ができないため注意)
東京スカイツリーは、都心からのアクセスも良好です。最寄り駅は、東武スカイツリーラインの「とうきょうスカイツリー駅」と、東京メトロ半蔵門線・都営浅草線・京成押上線が乗り入れる「押上駅」の2つです。どちらの駅からも地下通路を通ってすぐに到着でき、アクセスのしやすさは抜群です。
また、浅草駅からも徒歩 15 〜 20 分でアクセス可能。東京駅・上野駅・新宿駅など主要な観光拠点からも 30 分圏内で移動できるため、東京観光のプランにも組み込みやすいスポットです。
東京スカイツリーは、建築美、展望体験、夜景、ライトアップ、そして高層階カフェなど、多彩な魅力が詰まった観光スポットです。
展望台からは、まるで空の上から東京の街を眺めるような、日常では決して観ることのできできない眺めを楽しむことができます。
昼は大都市の広がりを感じ、夜には無数の光が織りなす幻想的な風景に包まれる。スカイツリーの展望体験は、非日常の感動をもたらしてくれます。
カフェで味わう一杯、目の前に広がる夜景、心に残るライトアップ。スカイツリーには、たくさんの魅力詰まっていますよ。
東京、そして日本のシンボルである東京スカイツリーに、是非足を運んでみてください。