加賀百万石の歴史を巡る!金沢観光の王道1日モデルコース|金沢城・兼六園から武家屋敷、にし茶屋街まで

加賀百万石の歴史を巡る!金沢観光の王道1日モデルコース|金沢城・兼六園から武家屋敷、にし茶屋街まで
この記事の目次

初めての金沢旅で絶対に足を運びたい!王道の歴史散策コース

金沢駅の鼓門とガラス張りのもてなしドーム
金沢駅の鼓門とガラス張りのもてなしドーム

金沢はその昔、加賀百万石と呼ばれた加賀藩があった地域です。江戸時代、将軍家を除けば、加賀藩前田家が日本で最大の「石高(お米の生産量)」を持っていました。現在の価値で見ると、数千億円規模の経済力を持っていたとも言われています。

そんな金沢には、歴史の足跡が沢山あります。ガイドブックを開いてもどこへ行こうか迷ってしまうほどですが、金沢旅行が初めてならなおさら失敗したくないところ。

当時の豊かな財力を、文化や芸術にも注ぎ込んだ加賀藩だからこそ発展した、歴史と景観の街、金沢。

この記事では、そんな金沢の歴史を満喫できる王道の観光コースをご紹介します。

金沢と歴史とめいっぱい楽しむ!コース全行程

桜越しに見える金沢城の櫓と石垣
桜越しに見える金沢城の櫓と石垣

これから紹介する観光コースは、「金沢にきたら絶対に外せない王道の歴史スポット」を集めたコースになります。

金沢城下町コースの行程
時刻スポット所要時間
9:00金沢城2時間
11:00兼六園40分
12:10近江町市場50分
13:10長町武家屋敷跡2時間
15:20にし茶屋街1時間

各スポットの所要時間は、私が何度も訪れた中での滞在時間を元にしています。ひとまずこれくらいの時間を見ておけば、大幅に予定を超過してしまうことはありません。

金沢城から兼六園や近江町市場を巡る観光モデルコース地図
金沢城から兼六園や近江町市場を巡る観光モデルコース地図

なお、移動はバスかタクシーを想定しています。どの区間も数分から十数分です。金沢は市内をバス路線が網羅しており、一回200〜300円程度と安価に移動できます。タクシーは観光スポットの入り口にタクシーのりばがあったり、市内をよく走っているので捕まえやすいです。各スポットは1,000円程度で移動でき、発車時刻を気にしない分便利です。

金沢の観光バスの乗り方について詳しく見る

金沢観光はバスで巡れる!金沢周遊バス・路線バスの乗り方主要観光スポットを回る金沢周遊バスと、市内を網羅する路線バス。乗車から降車までの手順と、バスの種別で異なる支払い方法を写真付きで解説。初めて金沢でバスに乗る人でも、迷わず目的の観光スポットまで移動できます。

金沢城: 加賀百万石の城跡をめぐる

🕛 9:00

旅の始まりは、加賀藩政治の中枢からスタートです。金沢城は現在、金沢城公園として開かれており、朝早くからでも入れます。門や櫓の内部見学は 9:00 からです。

芝生広場から望む金沢城公園の櫓と石垣
芝生広場から望む金沢城公園の櫓と石垣

金沢城は、加賀・能登・越中の三か国を治めた前田家の城。1583年(天正11年)に前田利家が入ってから明治まで、歴代の藩主がここで加賀藩を治めました。この城を中心に城下町が広がり、いまの金沢の街になっています。

見どころは、各門や櫓の内部を見学できることと、様々なタイプの石垣が混在しているところ。大きな日本庭園もあります。

金沢城の白黒のなまこ壁が続く建物外観
金沢城の白黒のなまこ壁が続く建物外観

金沢城について詳しく見る

加賀百万石の城『金沢城』見どころガイド|前田家三百年の栄華、圧巻の石垣と白壁の城郭金沢城は、石川県金沢市にある加賀藩前田家の居城跡です。国の史跡に指定された城跡は金沢城公園として開放され、江戸時代から残る重要文化財の石川門、復元された五十間長屋、藩主が造らせた玉泉院丸庭園を巡れます。

兼六園: 加賀藩が客を迎えた、日本三名園のひとつ

🕛 11:00

金沢城の石川門口を出て、石川橋を渡った正面が兼六園です。城から歩いて数分で着きます。

兼六園の霞ヶ池と徽軫灯籠と石橋
兼六園の霞ヶ池と徽軫灯籠と石橋

兼六園は、加賀藩が客をもてなすために代々整えてきた庭園です。国の特別名勝であり、日本三名園のひとつ。六つの景色を兼ね備えることが、その名の由来です。園内は広く、隅々まで歩くなら 1 時間程度は見ておくと安心。基本的な所要時間としては40分程度でみておくとよいです。

兼六園について詳しく見る

日本三名園『兼六園』見どころガイド|ミシュラン三つ星に輝く加賀百万石の日本庭園兼六園は、石川県金沢市にある廻遊式庭園です。加賀藩前田家が代々手を入れて造り上げた国指定の特別名勝で、相反する六つの景を兼ね備えることが名の由来。園を象徴する徽軫灯籠や園内最大の霞ヶ池を中心に、多彩な見どころがそろいます。

近江町市場: 海の幸が並ぶ、町人の台所で昼食

🕛 12:10

昼食は市場でとります。兼六園から近江町市場までは、バスかタクシーで10分ほどです。

近江町市場のアーケードに並ぶ店舗と行き交う人々
近江町市場のアーケードに並ぶ店舗と行き交う人々

近江町市場は、城下町のころから金沢の食を支えてきた市場です。約170店が軒を連ね、その歴史は300年。地元では「おみちょ」と呼ばれ、いまも金沢の台所として親しまれています。

市場に並ぶのは、のどぐろや甘えび、冬の香箱ガニといった日本海の幸。海鮮丼や寿司の店が集まっているほか、金沢おでんや串焼きを買って食べ歩きもできます。

近江町市場で味わう刺身といくらの海鮮丼
近江町市場で味わう刺身といくらの海鮮丼
近江町市場で食べるまぐろやいくらの寿司
近江町市場で食べるまぐろやいくらの寿司

近江町市場について詳しく見る

金沢『近江町市場』見どころガイド|海鮮丼・寿司に食べ歩き!金沢名物が集まる300年の市民の台所近江町市場は、石川県金沢市の武蔵ヶ辻にある市場です。のどぐろや甘えび、冬のカニといった日本海の魚介から、加賀野菜や地酒、金沢おでんまで揃い、市民からは「おみちょ」の愛称で親しまれています。

長町武家屋敷跡: 武士が暮らした、土塀と用水の町

🕛 13:10

午後は、武士が暮らしていた区画へ。金沢一番の繁華街である香林坊の、すぐ西側です。

長町武家屋敷跡の土塀に囲まれた石畳の道
長町武家屋敷跡の土塀に囲まれた石畳の道

長町武家屋敷跡は、加賀藩の武士たちが暮らした屋敷町です。戦火を受けなかった金沢では、土塀の並ぶ石畳の道も、脇を流れる大野庄用水も、藩政期の姿のまま守り継がれています。

町並みを歩くだけでも見ごたえがありますが、この一帯には屋敷や庭園、資料館が点在しており、中に入って加賀藩士の暮らしを見ることができます。

長町武家屋敷跡を流れる用水と小橋のある町並み
長町武家屋敷跡を流れる用水と小橋のある町並み

裏路地が入り組んでいるので、以下で順路を確かめてから歩くと迷いません。

長町武家屋敷跡について詳しく見る

長町武家屋敷跡 観光ガイド|5つの橋を目印に迷わず巡る、金沢サムライストリートの見どころ長町武家屋敷跡は、石川県金沢市にある、加賀藩の武士たちが暮らした屋敷町です。土塀の続く石畳の路地や大野庄用水の流れが今に伝わり、点在する武家屋敷や日本庭園、資料館で加賀百万石の歴史と暮らしに触れられます。

にし茶屋街: 芸妓が芸を継ぐ、加賀藩公認の花街

🕛 15:20

コースの最後は花街です。長町武家屋敷跡や金沢城の南、犀川を渡った野町に、にし茶屋街があります。

桜の木と木造茶屋建築が並ぶにし茶屋街
桜の木と木造茶屋建築が並ぶにし茶屋街

にし茶屋街は、1820年(文政3年)に加賀藩が公認した茶屋町です。木造二階建ての茶屋建築が石畳の通りに軒を連ね、いまも芸妓がここで芸を受け継いでいます。金沢に三つある茶屋街のひとつです。

通りには落雁の老舗や甘納豆の専門店、茶屋を改装したカフェや割烹もそろっています。無料で入れる資料館もあるので、和菓子で一息つきながら、一時間ほどかけてゆっくり歩けます。

にし茶屋街について詳しく見る

にし茶屋街 観光ガイド|茶屋建築が軒を連ねる風情ある石畳の街。金沢三茶屋街を歩くにし茶屋街は、石川県金沢市野町にある金沢三茶屋街のひとつ。1820年に加賀藩公認で開かれた花街で、今も芸妓が芸を受け継いでいます。落雁の老舗や和カフェ、割烹がそろい、加賀の甘味や料理を味わえます。茶屋の座敷を再現した無料の資料館もあります。

王道をおさえてこそ、金沢の歴史は面白い

高台から見下ろす金沢城公園の玉泉院丸庭園
高台から見下ろす金沢城公園の玉泉院丸庭園

加賀百万石の富は、城と庭園を築き、城下に人と文化を集めました。このコースでたどるのは、その富が形になった場所です。

加賀百万石とは何だったのか。その答えは、城の石垣の大きさにも、藩が客を迎えた庭の造りにも表れています。

木造家屋が並ぶ金沢の細い石畳の路地
木造家屋が並ぶ金沢の細い石畳の路地

移動はバスかタクシーで数分から十数分。どのスポットも、金沢城を中心とした狭い範囲に集まっています。

金沢の歴史を辿る、王道の観光モデルコースをご紹介しました。ぜひ金沢を楽しんできてください。

金沢城公園の前田利家像と背後に見える櫓
金沢城公園の前田利家像と背後に見える櫓

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